FC2ブログ
朝に礼拝 夕に感謝!
京都にある老舗仏壇・仏具店から「あんなこと」「こんなこと」さまざまな情報を発信します。朝(あした)に礼拝(らいはい) 夕(ゆうべ)に感謝!
201903<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201905
第69期 決算日
弊社は来年「創業190年」を迎えますが、
会社組織は昭和24年(1949年)からとなります。

本日、若林は第69期の決算日。
今月は社内が組立、納品でかなり慌ただしい雰囲気でしたが無事に月末を迎えました。
従業員の皆さんには感謝いたします。


今期に入ってすぐ、昨年11月末日に京都本社ビルリニューアルオープンとなり、
お披露目当日には多くの皆様にお越しいただきました。

特に今までのお付き合いとは違うデザイン関係、インテリア関係の方々、
様々なメディアにも取り上げていただいて反響も大きいものがありました。

以前の古い建物を取り壊すには、社内外の抵抗(特に行政)もありましたが、
若林が将来に向かって歩んでいくためには必要なことであったと信じます。

それだけに、今やろうとしている新規事業やプロジェクトの数々は、
考えに考えながらも、着実に行動して進めていかねばなりません。

これまでの会社経営は本業「拡大」中心。

高度成長期や人口増加に伴って、数字が大きく伸びてきた時期でもあります。
全国の寺院へ営業に出て、競争の中にも得意先を増やしてくるという取り組みは、
若林というブランド、京都の価値を大きく成長させてくれました。

先人には感謝しなければなりません。


これからは毎年のように変化が続くと思われますが、
この10年は、若林の“強み”をどこへ活かすのかが常に問われることになります。

元々の事業である仏具屋としての知識、仏壇店としての商品開発、販売手法、
文化財への関わり、職人さんとのつながり、分業による技術の応用、転用など、
強みによる切り口はいくらでもあります。


結局のところ選択と集中、何を優先して人と資源を集中させるのか、
そしてやっぱり行動がすべてなのです。


ロータリークラブから学ぶこと
先日、京都南ローターアクトクラブの例会がありました。
今年はお世話役の一人ということで、時々関わっています。

ローターアクトクラブというのは、18才から30才までの若手の会。
弊社本店の副店長もこの会の会長をしていました。

2018092520543007a.jpeg

この親会であるロータリークラブには「職業奉仕」というミッションがあります。
そのまま「日々のそれぞれの仕事を通じて世の中に奉仕をする」ということになります。

ここで大事なこととして言われていること。
ロータリアンは日々の仕事を通して生きる力の根本である自らの道徳的能力を高め、
それを社会に反映させることを責務と考えて努力しているということです。

すなわち、ロータリアンは日常の職業活動を通して、自分の職場の従業員、
取引先の人達やその関係者、ひいては地域社会の人達の模範となり、
生きる力の根源である道徳的能力を向上させることに努めているのです。
とあります。


若林の理念は
事業を通じて、関わる人々の幸せと心のやすらぎを追求すること ですが、
その根本には、経営者が、管理職が、一般従業員が、個々の道徳的能力を
磨いて高めていかないと達成しないということも言えます。


ロータリー 四つのテスト

1.真実かどうか
2.みんなに公平か
3.好意と友情を深めるか
4.みんなのためになるかどうか

ここにもロータリーの考え方が詰まっています。


本来ロータリークラブというのは、おじさんの社交場でもなければ
飲み会の場でもありません。
勘違いしている人もたくさんいますが。

素晴らしい経営者と出会える場であり、仕事をするにあたっての心構え、
有意義なこと、ものを教えてくれるのがロータリークラブであると信じます。


スピード判断、スピード実行
松下幸之助さんのお話です。


この内容はPHP研究所から出版されている「衆知」という雑誌から抜粋です。
私が日頃考えている内容と重なっていることもあり、とても興味深いです。

リーダーというものは、即決できることが最も重要な資質ではないか。
幸之助氏はこのように考え、「即決する」ことについて次のように述べられています。


「即決について」
昔から“兵は神速を貴ぶ”ということばもある。
また“先んずれば人を制す”ともいわれる。
一瞬の勝機を的確につかむかどうかに勝敗の帰趨(きすう)がかかっている場合もある。
そういう時にいたずらに躊躇逡巡(ちゅうちょしゅんじゅん)していたのでは
機会は永遠に去ってしまう。だから大将たるものは、即時即行ということは
極めて大事である。
これは何も戦(いくさ)に限らず、一国の運営、会社の経営でも同じことである。
情勢は刻々と移り変わっていく。だから、一日の遅れが一年の遅れというような
場合も少なくない。
決断もせず、実行もせずといった姿で日を過ごすことは許されない。


ただ、即決をした時、それが間違いだったならばどうするべきなのか。
決断をまた変えることをして良いのか。
幸之助氏の場合、実際に考えを変えることはよくあったということ。
たとえ部下に大きな負担を掛けることになろうと躊躇しなかった。
1967年(昭和42年)3月4日、京都商工会議所で行われた
全国電気通信労働組合の幹部講座で、幸之助氏は「世の中がますます流動的になった」
と指摘しながら、その対応のために次のように述べられています。


「朝令暮改について」
中国の哲人が言うたんだろうと思いますが、「君子は日に三転す」と。
二千年前、君子というものは日に三転する、君子というものは日に3べん進歩すると
こう言うたんです。
また、明治初年に「朝令暮改」ということを言うたんです。
朝出した法律を晩にもう変えてしまう。それでは国民が落ち着いて仕事が
できないやないか、朝令暮改とはけしからん、ということでありましたが、
しかし、じっと考えてみますと、明治初年はそれだけ進歩しとったんやなあと(笑)。
朝令暮改ということは、君子が日に三転するんやから、朝に昼に晩に変えていい
ということに通ずると思うんです。
それは二千年前に言うとるんですからね。今なれば、“君子日に百転す”と言うても
いいと私は思う。


ということです。
リーダーはぶれてはいけないと言われることがあります。
すぐに判断を変えては、一見ぶれているようにみえます。
しかし、幸之助氏は何もぶれているのではありません。
常に“素直な心”で物事を考え、それが自然の理に適っていないと思う都度、
変えているだけなのだということ。
むしろ、自分の沽券にかかわるとか、体裁が悪いということで判断を変えない罪
のほうが、はるかに大きいと言えるのではないでしょうか。


今の時代、世間が日々変わっていく時代、スピード即決は必須となっています。
特にリーダーはその場で判断しないといけないことが増加しています。
前述にもあるように、その判断というのは変わるときもあります。


優柔不断ではなく、決断の内容が変わっていくのです。
「朝令暮改」という言葉は、真剣に考えているからこそ起こることだと思います。
今日考えたことはその日のうちに実行するという心構えを持ちたいものです。

そして、これは私が一番感じなければいけない課題なのかもしれません。

シンコーメタリコンさんの見学
先日(ちょっと前になりますが…)、滋賀県の「シンコーメタリコン」さんへ
企業(工場)見学に行ってきました。

お世話になっている商工中金ユース会の勉強会です。

シンコーメタリコンさんは、「溶射(ようしゃ)」技術で日本のトップです。

溶射とは…
金属やセラミックスなどの粉を熱源により溶かして吹き付け、
金属など構造材の表面に皮膜を形成する「表面改質」技術です。

溶射には、表面の保護を目的として、
防サビ、防食などの基礎保護、
化学装置など耐薬品に対する環境遮断、
耐摩耗、耐熱、遮熱、絶縁などの機能的溶射、
があります。

DSC01830.jpg

DSC01849.jpg

DSC01829.jpg

DSC01841.jpg
とてもまぶしくて見つめられません!
DSC01846.jpg

社長の立石さんは、大変人柄の素晴らしい方で、それが社内に反映されています。
さまざまな行事やお祝いのメッセージ、面談を行っていて
社内の一体感が強い会社であると言えます。

DSC01828.jpg

DSC01855.jpg

滋賀県の「滋賀で一番大切にしたい会社」にも選ばれています。

また、社員満足度と収益性が高い会社であり、
私の理想とする感覚に近いものがあります。
いつも余裕の表情で、余裕のある行動をされているように見えます。

DSC01857.jpg
缶コーヒーやペットボトルにも細かな心づかい(メッセージ)が…

シンコーメタリコンさんはこれからの注目企業であり、
我々中小企業の目指すべきものが詰まっていると感じました。
まだまだ勉強していきます!

商売は真剣勝負!
今年もはや6月に入りました。
京都はさらっと新緑の5月が過ぎ、じとーっとした梅雨がやってきます。

それはさておき、
会社がうまくいくかどうかはすべて経営者にかかっています。
もちろん動いていただくのは従業員の皆さんですから、
そこは人がいなければ成り立たないところなのですが、
進むべき方針を出す、方向性を指し示すのが経営者の役目です。
そうでなければ経営者の資格はありません。
当を得た行き方を真剣に考え、行動し続けなければならないのです。

… いくつかの勉強会でそう教えられました。


以下、松下幸之助さんの言葉です。

商売は真剣勝負である。
真剣勝負では、首をはねたりはねられたりしているうちに勝つということはあり得ない。
それと同じで、商売は、ときによって損もし、得もするが、
それを繰り返しているうちに成功するものだ、などと考えるのは、根本的に間違っている。

熱心にやるからには、失敗なしに成功しなければならない。
うまくいかないのは、環境でも時勢でも、運でも、何でもない。
その経営の行き方に当を得ないところがあるからだと考えなければならない。
真の経営者は、不景気に際して、かえって進展の基礎を固めるものである。

まず世間的な、信念のない考え方を改めることが大事であろう。


うちの会社はどうでしょうか?
会社が変わろうとするこの時期において、進展の基礎を固められるように
あらためて自らを振り返り、日々行動していきたいと思います。

自他ともに認める“いい会社”を目指します。

クオリア経営者塾 11月例会
毎月の朝食勉強会がありました。

もともとは、堀場製作所の最高顧問、堀場雅夫氏の声がけで始まった
京都クオリア研究会の青年政策部会という会が始まりです。

京都の十数名の若手?経営者が先輩経営者や大学の先生のお話を聴いた上で、
さまざまなディスカッションをします。

最近では、基本的に堀場製作所の堀場 厚会長兼社長に基調講話をいただく
ことが多いですが、世界の企業と取引関係のある企業のトップのお話は
かなり興味深いですし、ここに書けない内容もあってかなり刺激的です。


米国大統領選挙のことについては、
背景にある「白人」の本音と建て前、格差社会のお話など、
アメリカを知っていれば結果は理解もできるとおっしゃっています。

評論家と称する人がちょっと海外へ行き、いかにもそこを知っているかの
ごとく意見されることには私も違和感を覚えます。

最近のマスコミは、実際に足での取材が減りネットを見て情報を得ることも
多くなってきたことで、今後のあり方を危惧されています。


物事を判断するのには根拠やデータがいりますが、最終的に「経営は感性」です。
それには、経営者は日々の経験と情報で人間を磨くことが必要ですね。

勉強しない経営者でも“管理”の時代は通用したかも知れませんが、
すでに世間は変わっています。
今までの知識とやり方では全く通用しないご時世になりました。

経営者としてどうあるべきか、商売人としてどうあるべきか、
今後も自分なりに考え続けていきます。


京都の夏空 2016
梅雨が明けて毎日猛暑日が続いております。

今朝の本社屋上。

14698367632332.jpg
東山の左に知恩院(茶色の工事用素屋根)、
中央に東本願寺の大谷祖廟、
右に清水寺(朱(丹)塗の塔)が見えます。

14698367897474.jpg
北側は五条通りのビルがよく目立ちます。

14698367480221.jpg

14698367759983.jpg


月末支払日は役員会議、スタッフ会議の日。
毎月のことですが、ちょっと緊張します。

社長として、世界の動き、日本の状況を考えつつ
この会社のビジョンを描き、舵を切っていかねばなりません。

しかし、実際に動いていただくのは従業員の皆さん。
(もちろん経営者は動いて当たり前ですが)

従業員さんの幸せがなければ会社は幸せではありませんし、
お客様に幸せと心のやすらぎを届けることはできません。


どうすれば、若林という素晴らしい会社が
世界に認められるようになっていくのか。

前向きな姿勢、考え、言葉で日々過ごしていきたいものです。


ゴホン!といえば龍角散
「創業200年 躍進する老舗企業のブランディング戦略」

経営勉強会で、株式会社「龍角散」藤井社長のお話を聴きました。
もともと音楽家で、海外のコンクールでも優勝経験をお持ちです。

ryukakusan.jpg

引き継いだときは「売上40億円、借入40億円」の企業だったそうです。

医療用の医薬品は、制度への依存性が高く、
公的医療費の削減によって業績悪化は明白になると予測。
一般用の医薬品は、今後自社ブランドで勝負できると判断、
オンリーワンビジネスの展開を目指したということです。


「龍角散 のど飴」がヒットし、
のど飴メーカーのシェアでは2位のカンロを大きく引き離し、
現在シェアトップを走っていらっしゃいます。

また、「クララ」(懐かしい!)という直接のどに効く製品も一時流行りましたが、
これは「龍角散ダイレクト」として再出発されました。
現在では若年層にも受け入れられ売上を伸ばしています。

ryukakusan-2.jpg

もう一つは「らくらく服薬ゼリー」「おくすりのめたね」。

この画期的な製品は、社長自身の介護現場での体験から生まれました、
基本的に固形物の薬を飲むことは困難であり、詰まる危険も伴うため、
これを何とかできないかという発想だったようです。

ryukakusan-3.jpg

寒天によるゼリー状のオブラートは、年配者はもちろん、
現在では乳幼児向けにも改良、転用され、ヒット商品となっています。


… ということで、現在の売上は135億円。

これを機に広告宣伝費をグッとつぎ込んで、
さらに認知度を高めようと頑張っていらっしゃいます。


今後も注目の企業ですね。

宣伝みたいになりましたが、かなり刺激をいただきました。
ありがとうございます。

銀行さんの会での乾杯!
先日、お付き合いのある金融機関さんの会がありました。

1時間半の講演は、「ミヤネ屋」や「とくダネ!」「TVスクランブル」などに
出演中で評論家の石 平(せき へい)氏が、中国の実情について語られました。

現在報道されている事実の裏側をわかりやすく説明されました。


場所は変わって懇親会の乾杯は今回私に回ってきました。

数日前に掛かってきた電話で依頼され、諸先輩方の前で約5分間スピーチ
そして乾杯となります。

いつも結構長々(気持ちはわかります)としゃべる方が多いので、
乾杯のグラスを持ってから、一旦テーブルに置く方もいらっしゃいます。

今回はそうならないように空気を読んで… と心掛けましたが、
言いたいことを時間内にきちんと伝えるのは本当に難しいことですね。

ということで、京都の「観光」についてお話しいたしました。
もちろん、我々が関わっている文化財の話と併せてお伝えしています。

下記が話の要旨、メモです。

現在の金利、株価、為替、原油価格、金価格 等 不安定の中
各方面の情報を収集し、よく考え、自らが行動する経営が要求される

さて、京都のキーワードは「観光」

京都銀行 柏原相談役 京都府観光連盟会長をされている

平成26年の1年間 発表された数字によると

京都市観光客数   5564万人(京都府 8375万人)
外国人宿泊者数    183万人(台湾人多い、中国人急増)
(日本全体の外国人観光客は1973万人)
観光消費額     7626億円
ホテル客室平均稼働率   89% !

交通では、京都縦貫道開通 北陸新幹線ルート問題 リニア鉄道京都駅誘致
イベントでは、昨年の琳派400年 京都マラソン 花灯路 京の七夕 ライトアップ
脚光を浴びる京料理、伝統工芸、寺社拝観、芸能、お茶、お花、
建物では岡崎のロームシアターなどなど、京都はネタの宝庫

そして「文化庁」京都移転問題 
石破地方創生担当大臣の会見では
「文化財行政が保護主体から保護と活用の両面に変質を遂げ、内外の誘客につながる」
国の観光ビジョン方針で観光を重視した戦略が組まれる方向

京都は50(全国222)の国宝と294(全国2437)の重要文化財が存在

若林は“仏壇屋”ではなくすでに建設業 
伝統産業は「経済産業省」、文化財は「文部科学省」の管轄
行政の縦割りを実感している

日本は少子高齢化、人口減少、一人あたりのGDPが世界と比較して低い
海外へ出るか、外国人観光客(インバウンド)を考えるかの選択

インバウンド観光のための施策、(弊社においては文化財建造物の修理)
長期ビジョンを持って国とともに歩む


ということで、言いたいことはすべてお話ししてきました。

最近、人前でしゃべることも増えてきましたが、がんばって参ります!

京都JC卒業式2015
今年も京都JC(青年会議所)の卒業式が行われました。

青年会議所というのは、40才の年の12月で「卒業」になります。

14500151805451.jpg

14500151683500.jpg

私も卒業して、はや9年が経ちました。

毎年、関わった人達の卒業をお祝いする(というよりも会いに行く)ために
多くのOBが出かけていきます。

青年会議所からは多くの事を教わりました。
私の考え方の多くの部分は、ここで出会ったと言っても過言ではありません。


日本の高度成長期~バブル期までは、
一般的に多くの経費を使った、派手な青年経済人の活動が行われていました。
しかし、今、そんなことをやっていては継続していけません。

時代の変遷とともに、変わっていかなければいけないことは
どんなグループも団体も企業も同じこと。

それにはまず、リーダーはもちろん、個々人の意識を変えないと実現しません。

意識が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、結果が変わっていくのです。


全ての行動には必ず理念があり、目的が存在します。
これもJCから教わりました。

テーマや目的にしたがって、その中の各グループが具体的に考えるのです。
理由や理屈の不在なトップダウンは、考えない組織を作ります。


卒業してから自社の企業にいかにこの経験を生かしていくのか。
40才を過ぎたこれからが勝負です。

ご卒業おめでとうございます。
お互い、がんばっていきましょう!

copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.