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朝に礼拝 夕に感謝!
京都にある老舗仏壇・仏具店、若林佛具製作所から「あんなこと」「こんなこと」さまざまな情報を発信します。朝(あした)に礼拝(らいはい) 夕(ゆうべ)に感謝!
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蝋型鋳造の山崎さん!

京仏具には素晴らしい技術をお持ちの職人さんが多くいらっしゃいます。

そのお一人がこの山崎さん親子。


「蝋型鋳造(ろうがたちゅうぞう)」という技法で様々な形状の“鋳物”を作り出します。

 

蝋型はその元となる「型」を使うのではなく、一つ一つ蝋によって原型を作ります。

鋳造には「ロストワックス」という技法もあり、蝋型を単純に言い換える場合もありますが、

ここで言う「蝋型鋳造」は、蝋(ワックス)の型自体の量産はいたしません。

 

曲げたり、丸めたり、切ったり、貼ったり…  

複雑な形状も、蜜蝋によって一つずつアメ細工のように自在に作っていきます。

 

その蝋の周りを土や粘土で固め、高温で焼くことによって中の蝋が溶けて出てきます。

この空洞部分に金属を流し込むのです。もちろん型は1回きりで壊れてしまいます。

 

元となる金属は、基本的に銅を中心として錫、亜鉛、鉛、銀などを配合(銅合金)し、

作る製品によって配合割合が違うので、特徴が出てきます。

表面の着色技法と合わせることにより、一つ一つ顔の異なる仕上がりとなります。

特に“煮色”と呼ばれる技法は、蝋型鋳造による銅合金の特徴が最も出る着色法です。

 

現在は仏具だけではなく、茶道具や作家の作品にも用いられる技法です。


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さて本日、早朝5時半からカメラマンさんによる撮影をいたしました。

若林公式Webサイトの職人紹介のカテゴリーに掲載するもので、

いい写真が多く撮影できたのではないでしょうか。

 

3時半起き5時集合で眠いです!

ミツさん、本日も大変お世話になりました!



地下鉄新型車両に装飾!

京都府仏具協同組合の部会として「ブランド拡大部会」なるものがあります。

 

まさしく京仏壇・京仏具というブランドをいかに世間に知っていただくか、

毎年さまざま企画・製作を通して製品を発表されています。

 

今、若林が前向きに取り組んでいるように、

京仏壇・京仏具の技術を使って他分野の製品を作っていくことも大切ですね。

 

 

さて京都市営地下鉄では現在、新型車両の導入を進められています。


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(京都市資料) 


その車両の先頭(後尾)に近い部分1/3程度の立ち掛けシートエリアに、

「思いやりエリア」として京都の伝統産業をアピールすることになっています。

 

最初の2編成は西陣織や京友禅の他に、京仏具ともう一産地からの選定だそうです。

 

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 (京都市資料)


詳細の詰めはこれからになりますが、京仏具の職人技術は木製品から金属まで

多岐に渡り、一言では説明できない業種です。

それを8面(4面表裏)のパネルで作品とともにPRするというのですから、

これはかなり難しいことだと思います。

 

それぞれ代表する8職種の説明??いや彫刻?漆箔?かざり金具?

 

さてY委員長の手腕やいかに!?

 


オリジナル合掌壇「無量寿」

合掌壇「無量寿」

 

仰々しいネーミングですね(笑)

 

いわゆるシンプルな工芸仏壇です。

私の祖父の時代にデザインされたものですから、すでに40年ほどが経過している

ことになります。

 

元々は西本願寺さんの大谷本廟(西大谷)納骨堂新築の際、

礼拝施設におけるシンプルタイプのお内仏を納めさせていただいたことから、

その形状を模して、まさにミニチュア化!して作られたものです。

(現在はちょっと改装されてしまいましたが…)

 

実は今でもご注文が多いのです。

 

基本的なものは下記のシンプル仕様、扉外側は漆の無地ため塗り、台部分は黒漆です。

透き漆の性質によって、年月とともに下地に施した朱色が透けてきます。

これがまた、なんとも美しい漆の表情の変化なのです。


今回、展示会出品用の「伝統的工芸品」として基本の「無量寿」を製作いたしました。


合掌壇(無量寿)B


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扉を開けると内部はまばゆい金箔の仕上げ、紅ため塗り、黒漆とのコントラストの妙が

見る人の心を引きつけます。

 

この「無量寿」、蒔絵によってその表情を変えていきます。

 

京蒔絵の技法により何種類もの金粉を蒔いて磨いた風合いや螺鈿の輝き、

漆盛り上げによる立体感、色の見せ方、京都の漆工芸の集合体がここにあります。

 

下記にその絵柄のバリエーション画像を掲載しました。

どれも素晴らしいものです。

皆さんはどのパターンがよろしいですか?

 

合掌壇(桜)

ソメイヨシノとしだれ桜


合掌壇(桔梗)

迦陵頻伽 桔梗と牡丹


合掌壇(秋草)2

迦陵頻伽 秋草


合掌壇(藤)

扉部分に藤


合掌壇(悠久のささやき)

京都迎賓館に納められた調度品「悠久のささやき」バージョン


プラチナ粒を一つ一つ平らに潰して水面の輝きを表現したもの。

京蒔絵師「下出祐太郎」氏の作品です。



もちろん、絵柄は無限にありますし調製可能です。

特に扉内外、幕板(欄間)部分は自由なキャンバスとして描くことができます。

 

祈りの対象、お仏壇。

ご縁のあった故人と向き合う、素直になれるとても大切な場所です。

替えることなどできないものですから、やっぱり良きものを選びたい、

自分と大切な人との空間を大切にしたい、そんな想いを実現することができます。

 

大きさも、仕様もお客様が自由に設定できます。

京都の職人技術のレベルの高さを、ぜひご体感ください。


「エンディング産業展」のセミナー講演

先日、東京ビッグサイトで対談をしてまいりました。

 

「第6回エンディング産業展」

 

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葬儀・埋葬・供養などの終活に関する設備、機器、サービス総合展とあります。

その中で専門セミナーがあって、この度、偉そうにも講演をさせていただきました。

 

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お題は

「コロナ禍の今、大切なのはマインドウェア」〜不完全性を自覚する空間〜

 

パッと見ると難しい題名ですね〜

先輩でもある京都の同業者、吉田治市商店の社長と1時間半の対談でした。

 

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出席者は顔のわかる業界の方々が大半、

ありがたいことにわざわざお越しいただいた方もいらっしゃって、

何とも恐縮と言いますか、申し訳ないと言いますか、ありがとうございました。

 

 

内容を一部紹介すると…

 

今はVUCA(ブーカ:不安定・不確実・複雑・曖昧)の時代。

すぐ先の未来さえ誰も予想ができない。

綿密な計画よりも偶然を掴み取る力が問われている。

そして「計画された偶発性理論」によると、偶然を待っているだけではなく

自ら生み出すことが重要。

偶然の出来事を生み出すためには5つの行動指針が大切。

 

①好奇心 [Curiosity]

たえず新しい学習の機会を模索し続ける

②持続性 [Persistence]

失敗に屈せず、努力し続ける

③楽観性 [Optimism]

新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考える

④柔軟性 [Flexibility]

こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること

⑤冒険心 [Risk Taking]

結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと

 

簡単に申し上げると、

 

・新しいことに興味を持とう!

・努力を続けよう!

・ポジティブな姿勢を持とう!

・こだわりは不要、柔軟になろう!

・結果にこだわらず、挑戦をしよう!

 

ということなのです。

 

 

ここで、私のお役目は若林の取り組みをお話しすること。

まだまだ“道半ば”との前提で、この数年間取り組んでいることを紹介しました。

ご指導もご意見もいただきたいという前提です。

 

若林は「VUCA」の時代に、「計画された偶発性理論」の内容を知らず知らずの間に

やっているのではないか?との話になりました。

 

そう言われると何となくうれしくなりますが、

何せ“道半ば”ですから、全く先は予想がつきません。

 

10年後を目指してチャレンジを続け、変化を遂げていきたいと思います。

 

 

今回お世話になった吉田さん、そして川本商店の川本さん、

本当にありがとうございました!



伝統的工芸品 産業功労者表彰

この度、近畿経済産業局より功労者として表彰されました。

 

私が功労者!? 納得のいかない方、申し訳ございません。

 

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令和2年度「伝統的工芸品産業功労者等近畿経済産業局長表彰」として、

伝統的工芸品産業の振興に関し、顕著な功労があった組合役員12名、伝統工芸士10名、

公的機関の職員、学識経験者等2名、奨励賞2名の受賞が決定しました。


近畿経済産業局のホームページ

https://www.kansai.meti.go.jp/3-5sangyo/densan_page/kourousya2020.html

 

この表彰については、次のように書いてあります。

 

伝統的工芸品産業の振興に関し、顕著な功績があった個人等を表彰することにより、

伝統的工芸品の国民生活への一層の浸透及び伝統的工芸品産業に携わる方々の

モチベーションを高めることを目的として、昭和59年に創設されました。

 

 

国民生活への浸透‥‥ モチベーションを高める‥‥


こんなことを言うのもなんですが、目的がちょっと時代遅れでしょうかね。

と言いつつも、もちろんありがたく頂戴いたします!

 

今後、仏具組合の発展に寄与すべく、

まずはこの会社がきちんと成長路線に乗ることを心より念じております。



KOUGEI EXPO 2020 in KYOTO

現在、KOUGEI EXPO 2020 in KYOTO

(第37回伝統的工芸品月間国民会議全国大会)が京都市内で開催されています。

 

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日本には様々な分野の職人さんが集まった伝統工芸士会という集まりがあり、

今年はコロナウイルスの影響で京都にて行われるはずであった全国大会が

開催されませんでした。

 

特に京都府仏具協同組合自体が絡んでいるわけではないのですが、仏具関係の

職人さんにも数多くこの伝統工芸士がいるので、他人事とは思えません。

 

今回は、その中止になった伝統工芸士会全国大会の代替として急遽企画されたようです。


もう少し充実した展示であればいいのですが…ちょっと無理やり開催なところはありそうですね。

でも関わっている人たちは大変だと思います。

主催者の内容がよくわからないのですが、経産省と京都市、京都府も関わっています。

 

言いたいことはたくさんあります。

でも伝統産業とは何なのか?とやりだすと終わりませんので、今日はやめておきます。

 

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京都駅の南北自由通路のいつもの場所、京都駅地下街ポルタのポルタプラザ、

三条の京都文化博物館の旧館、それぞれ展示があります。


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今日は、午前中だったので人はまばらでしたが、

期間中、多くの人の注目を浴びてほしいと思います。

 

 

この催しは113日まで、是非各所をのぞいてみてください!



京都仏具職人はやっぱりスゴい!!

本日、錺金具(彫金)の職人さんと話をしている中で、

球体のサンプルを作ってもらっている案件があります。

(詳細はまだシークレットですが)


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これって実はとても難しく、どうやって作っているかわかりますでしょうか。

中には“松ヤニ”という黒い物体が詰まっていて、これがあるので表面に彫金ができます。


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球体に彫るために、球体用の下絵(写真)を作ってくれた方にも感謝です。

これが作れないと彫金ができません。

特にパターン化された図柄(二次元の絵)を三次元に変える… ややこしいと思います。

平面への彫金とは訳が違います。

 

唐草の彫金も素敵な仕上がりです。

蒔き魚々子(まきななこ:一粒ずつ点々を打っていく)の技術も素晴らしい!

 

 

この彫金職人さんは京都の次代を担う方で、腕も確か。

通常の錺金具にとどまらず、文化財やお城などの金具も手掛けています。

 

現在、今回のサンプル製作の他、若林工芸舎の文化財系の仕事(釘隠し金具)も同時進行。

ここ1週間は徹夜です〜と言われていました…  本当に感謝です。

 

 

京都の仏具職人さんからは常に発見があります。

しかしながら、日常的な完成品しか見たことのない従業員も多くいます。


対外の方を含めて、京都の素晴らしさがどうやったら伝わるのかを考えていかねばなりません。


BS11にて仏壇が紹介されました!

若林佛具製作所がオリジナル仏壇として販売しているKAKEHASHIシリーズ。

そして、昨年東京で発表し好評を得た、仏壇の存在意義を問い直すプロジェクト

raison dêtre(レゾンデートル)。

 

昨日、BS11の「報道ライブ インサイドOUT」という夜の報道番組で、

その一部を紹介していただきました。

 

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きっかけは、先日もこのブログで紹介した読売新聞(全国版)の記事。


気になる新聞記事をピックアップする

「ニュースのツボ」というコーナーで紹介されました。

ありがたいお話です。


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その中で、最近の仏壇動向が紹介されています。

 

仏壇の予算にも変化が表れている。

仏壇情報サイト「いい仏壇」によると、予算の平均額は長らく30万円強で安定してきた。

ところがここ数ヶ月で3割近く上昇し、100万円を超える高級品の動きも良いという。

新型コロナウイルス感染防止対策として、葬儀は小規模に済ませる代わりに、

仏壇にお金をかける人が増えていると見られる。

 

ここには一般的な話として掲載されていますが、あくまで「いい仏壇」の傾向だと思います。

 

日本の中では地域差がありますし、金仏壇(塗仏壇)がまだ主流な所もあるようです。

また、店舗販売とネット販売では購入される平均価格は違います。

ネット販売では、やはり価格をまず優先する方が多いですね。

 

葬儀がさらに簡素化していくのはおそらく間違いないと思いますが、

お仏壇にお金をかけていただけるようますます良き製品を提供していかねばなりません。

 

 

新聞記事を含め、こうしてテレビで話題にしていただけることに感謝したいと思います。


お仏壇の修理・洗い・修復・クリーニング

金曜日の京都新聞の広告(半五段)です。

 

定期的にこの“お仏壇の洗い修復”の広告は出させていただいております。

 

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洗い修復とは、木地、漆、金箔、金具等を新品と同じ工程を踏んで修理すること。

基本的に買われた時の姿へ戻すことを基本としています。

金仏壇(塗仏壇)だけではなく唐木仏壇についても修理しています。

 

私たちの親の世代からすると、次の世代へ引き継ぐためには

今までずっと慣れ親しんできたお仏壇を買い換えるのか、

そのまま修理・修復して使うのか、悩ましいところだと思います。

実家をそのままご子息さんが受け継がれる場合は、修復の選択となるでしょう。

 

そうでなければ、小さいお仏壇に買い換えられると同時に

古いお仏壇はお引き取りすることになり、その案件も増加しています。

 

 

さて、仏壇をきれいにする言い方は修理なのか、修復なのか、洗いなのか。

言い方は地方によっても違うようですが、昔、私が営業していた信越地方では

お寺の仏具もご家庭の仏壇も“お洗濯”という言い方をされていました。

 

“洗濯”という言い方は、あまり一般的ではないでしょう。

実は”洗い”“修復”もピンと来ないかもしれません。

“修理”というと一番理解できる言い方ですが、補修のイメージもあって

買った当時の姿にまでキレイになるとは想像していただけないでしょう。

クリーニングや清掃といったものは、解体して掃除するイメージです。

 

仏壇の通常修理・修復の場合は、まさに“洗い”から始まります。

 

一旦解体して表面を洗い、金箔と漆をできる限り落とします。

木地の修理及び交換、漆の塗り替え、金箔の押し替え、蒔絵・彩色描

金具も形を整えて金メッキ製作の工程へ。

新調製作時と同様に“修復”するので、納入当時に近い仕上がりとなります。

 

お客様はほぼ皆様、完成仕上がりを見られて驚かれます。

「これ、本当にうちの仏壇なの??」

 

修理・修復はこうした塗り替え前提ではなく、清掃だけのご要望もあります。

但し、基本的に買い替えるものではなく代々伝えていく前提のものですので、

私たちは、この先50年は修理しなくてもいいように考えます。


 

お仏壇自体の考え方が変化してきている昨今、

修理・修復に対する考え方も変化してきていると思います。

また、古くからのお仏壇自体を引き継げない事も多々あると思います。

 

若林は常にお客様の声をお聞きしながら、

ご要望にあった方法をご提案して参りたいと思います。

銀箔の魅力

最近、アーティストの作品に対しての装飾で銀箔押し(貼り)の話があり

少し勉強させていただきました。

 

銀箔はそのままで大変美しいのですが、金箔やプラチナ箔と違って

そのまま放置しておくと酸化、硫化し、色のトーンが落ちてくすんできます。

コーティングなどで抑える工夫もありますが、残念ながら銀箔そのものの輝きは

なくなってしまいます。

 

 

銀箔は加工することで様々な色に変化します。

 

昔から使われる技法で有名なのは、硫化銀箔(燻し箔)

銀箔は硫黄の燻しによる硫化反応によって色が変化していきます。

 

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銀から金、赤、青、グレー、黒と、燻す時間によって変色していくのです。

特に赤は赤貝箔、青は青貝箔という名称で呼ばれ、芸術・美術作品や壁面パネル、

内装工事にも使われます。

一枚一枚表情が違うため、予測できない仕上がりの楽しさを味わうことができます。

 

その他、銀箔には染料、顔料による着色技法もあります。

 

 

さて、これらの技法は

もともと京都・西陣織の引箔(ひきばく)技術に取り入れられていました。

先日、この引箔の和紙加工をしている職人さんを訪ねました。

 

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引箔というのは目止めした和紙(原紙)をベースに色漆やラッカーなどで彩色し、

この上に金銀箔で模様をつけたもの、蒸着で金銀を転写したものに、

着色、加熱、箔などによって模様表現をしたものです。

(説明が非常に難しいです)

 

この工程の一つに銀箔表面を焼いて(硫化させて)色を表現する技法があります。

それが先述の色として美しい製品につながっています。

 

そしてさらに、この和紙を裁断職人によって0.mm前後の細さに糸のように仕上げ、

織機による作業によって一本ずつ織り込んでいきます。(聞いていても気が遠くなる作業です)

 

西陣織の技術の奥深さを垣間見た感じがしましたが、

引箔のためだけの技術ではなく、和紙に様々な表現をしていく工程と仕上がりは、

今後の異分野への可能性を大いに感じました。

 

 

さて、これから我々が作る製品に対して銀箔がどのように活躍してくれるでしょうか。

楽しみにしておきます。



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