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朝に礼拝 夕に感謝!
京都にある老舗仏壇・仏具店から「あんなこと」「こんなこと」さまざまな情報を発信します。朝(あした)に礼拝(らいはい) 夕(ゆうべ)に感謝!
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ドリプラ京都
「ドリームプラン・プレゼンテーション京都2013」

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私は初めて参加しましたが、
登壇者が真剣に夢を語る姿は感動的でありました。

福島正伸さんの、夢は必ず実現するという実体験のお話は
まだまだ行動していない自分を前向きにしてくれました。
人を信じて、楽しんで生きるために、「夢しか実現しない」のです。


さて、発表は6名のプレゼンターがそれぞれ
持ち時間10分ずつを持って思いいっぱいに発表されました。
それぞれに思いがあって素晴らしいので、
良いとか悪いとかの話ではありません。


夢をあきらめない大人!

ドリプラとは…
プレゼンターは、単に事業の「説明」をするのではなく、
映像、音楽、語りを通じて、
その事業が実現した未来に起こる具体的な物語と
その事業を手がけたいと思うようになった過去の出来事を語ります。

それを観客に伝えることで感動と共感を与え、
心から応援してくれる支援者を集めるということです。


後半に一人の少女が登場しました。

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ピアノ弾き語りの曲は、
“いきものがかり”の「風が吹いている」。

11才!?

なんだこの澄んだ声は。

全盲!?
マジで??

素晴らしい歌声でした。

本田美奈子の「アメイジング グレイス」に至っては
鳥肌が…


彼女の夢である
素晴らしいシンガーソングライターに育たれることを
心より願っています。


整形外科のお話
本日、京都中央倫理法人会で、JCの後輩であり、
中学・高校の後輩でもあるY君のお話を聴きました。

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彼は現在、整形外科の先生であり、
「げん氣整骨院」を経営する経営者でもあります。
また、同志社高校ラグビー部のコーチ等々もされてます。


話の中で心に残ったこととして、

医者のひと言がどれだけいい加減なものかということ。

電気を当てる … 効きません。
牽引する   … 効きません。
腰や膝の装具 … 安いようですが、大部分は保険でまかなわれています。
         すぐにズレてきます。

はっきりとストレートパンチでした。

私も効かないことはうすうすわかっていましたが、
ここまでストレートに言われると大丈夫?と思ってしまいます。

私は電気治療は患部を暖める手法だと思いますし、
その後、筋肉を鍛えることの方が重要だと思っています。


とりあえず、週一回通ってください。
痛み止めの薬を出しておきます。
年だからしょうがない。
痩せなさい。

という医者の適当で決まり文句のようなひと言。

私は小学生の時、毎日毎日、耳鼻科に通っていて、
あるとき疑問に感じて先生に「私はいつまで通うんですか?」
と聞いたら、ムッとした顔で「まだまだ、治るまで」
と言われたのを思い出します。

何という不親切な先生なのかとがっかりして、
その後しばらくしてやめました。

結局は考え方が大事で、
けがや病気を通して何かを教えられていると考えた方が精神的にはらくですね。

毎日悪くなくても、治らなくても日課のように病院へ通う高齢者の方々。


もちろん本当に悪い人もいるでしょうが、
医者も患者も本気になって人間の「考え方」から病気を治す方法を
考えたらいかがでしょうかね。


マニュアル車の試乗
先日、トヨタの86(ハチロク)を運転してきました。
といっても一世を風靡した昔のハチロクではなく、新車の試乗です。

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この車、気になってました。

スバルと2社から同じ車が出ていますが
エンジンはスバル製のBOXERエンジンの200馬力。
トヨタとスバルでは少しエンジンの設計を変えているようです。


最近マニュアル車を運転することはほとんどなくなり、
久しぶりの感覚でちょっと緊張しました。

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試乗ですから、係の人が乗り込んでいろいろ説明してくれるのですが、
これがまた緊張するんです。

「6速MT」といって、スピードが速くなると
シフトチェンジも多くなってきます。
6速に入れるのは70~80キロくらいですね。

最初はクラッチをつなぐタイミングがわからず「1速」は戸惑いましたが
しばらくすると快適な吹き上がりでマニュアル車ならではの
運転を楽しむことが出来ました。


さて、今年は10年乗った家の車をどうするか、考え中です。


「松下 真々庵」の見学
「京都PHP経営を学ぶ会」のご縁で、
パナソニックの迎賓館「真々庵(しんしんあん)」を見学させていただきました。
京都の岡崎、南禅寺の西隣に位置し、東山を借景とする素晴らしい場所です。

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軒並みこの辺りの庭に関わられた7代目小川治兵衛氏 明治42年の作で、
後年、松下幸之助氏の思いとこだわりで大きく改造されています。


「どうしたら人間の苦しみをなくし、正しい、平和な社会が築けるだろうか」

幸之助氏は、
「この世に物心一如の繁栄をもたらすことによって、真の平和と幸福を実現しよう」
(Peace and Happiness through Prosperity = PHP)
と決意され、PHPの実現方法を研究し、その考えを世間に広める機関として
昭和21年11月3日、「PHP研究所」を設立されました。

この「真々庵」は昭和36年、幸之助氏が会長に就任したのをきっかけに、
PHPの研究活動を再開するために購入されます。

松下電器からこちらPHPへ配属になった社員さんは、自身の環境の変化に
かなり戸惑われたと聞きます。仕事のメインが庭のお手入れですからね(笑)

「真々庵」…
しんしんと静か、雪がしんしんと降る、真実・真理を追求するという意味があるそうです。

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(パンフレットより)

「真々庵」は非公開、年間100組程度の見学しか受け入れていらっしゃいません。
基本的にパナソニックの迎賓館ですから、お庭の手入れや、樹木のせん定、清掃等
メンテナンスをする時間も必要ですよね。

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(パンフレットより)

実際、今までのお庭でも見たことのないほど行き届いた手入れと設えがしてあり、
いったい年間いくら掛かっているのだろう?と考えてしまいました。


さらに建物の地下には、全国各方面の「人間国宝」さんの作品が展示してあり、
常に新しい作品を借りて展示されています。
幸之助氏が“ものづくり”を大事にされた思いがあらわれている空間でした。

私は特に漆や木工芸に目が行きますが、それぞれに新しい方法を取り入れ
どれも気の遠くなるような工程で仕上がっています。


さて、「真々庵」お庭の中に杉と白砂を配した独特な空間があり、
そこに「根源社(こんげんのやしろ)」
という伊勢神宮内宮の1/8サイズの白木の社があります。

ここは私が今回、一番感銘を受けた場所なのですが、
幸之助氏はこの前に円座を敷いて座り、思いにふけられたということ。

説明によると、
宇宙根源の力によって自然万物は作られ、その力は自然の理として
一木一草の中にも生き生きと満ちあふれている。
自然の理は生成発展であり、何にもとらわれない「素直な心」で
感謝し、理に従い、衆知を集めて努力する限り、物事はうまくいくようになっている
と考えられた、ということ。

おっしゃるとおり!感激でした。

その他、裏千家淡々斎お家元とご縁の深かったお茶室もこだわりいっぱい。


現在「真々庵」は写真撮影不可ということで、残念ですがパンフレットでご勘弁を!
H会長、T君他皆さん、お世話になりました。

大阪城リレーマラソン2013
大阪城マラソンに出場してまいりました。
といっても42.195kmを同級生8名で走るというリレーマラソン。

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最高21名までエントリー出来るということで、
これは会社のメンバーで出ても楽しいでしょうね。

私の受け持ちは最後の方で2kmを3周の計6km。
今回はその間に1周ずつ本格派ランナーZくんが走ってくれました。
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短いようですが、それでも全力疾走ですから
3週目は息が続かないのと、足がもつれて前へ動きませんでした。

それでも、1周10分目標のところ、最初の1周は9分ちょうど。
2周目と3周目も10分を何とか守れた?と思います。

今回に備えて、ワコールCW-Xのスポーツタイツと短パン、帽子他
を揃え、シューズもアシックスのGT-2000を買いました。

そのおかげかも知れませんね。


結果は3時間29分28秒で、目標タイムを30分も下回りました。
素晴らしい!です。

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最後はクラブの団体戦のようで、大変盛り上がりました。

終わってからのビールの美味しかったことといったら(笑)

来年もいっときましょう(^^)


中外日報の記事!
業界紙「中外日報」にうちの記事が掲載されました。

木地職人の橋本さんと組み立て工房の卯兵衛館が中心です。
橋本さんは、いつも会社見学の際に工房で説明をしていただける
素晴らしい方です。

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「杖(つえ)」という1本の棒を使って、図面は使わず
大型の木地の形状を作っていくのは、まさしく職人技です。

ぜひ、実際に工房へお越しください!


そして「卯兵衛館」。

ここでは、職人さんから返って来た仏具のほぼ90%が
仕立て(組み立て)られます。

いつでもどこからでも、お客様でも職人さんでも見学できますから
製作部のメンバーは結構プレッシャーなのです。

裏を返せば、いい製品が作られる素地が出来ているとも言えます。
なぜなら、厳しい目を持っている人が常に見ているのです。

私も常に見に行きますが、
「この仕上げでいいの?」と思われる仕事が時々あります。
職周りや仕立ての途中に発見されるときもあるでしょう。
納得出来ないものは、やはり追求しなければなりません。

見えないところであっても、
ある程度キチンと仕上げてあるのが「京仏具」だと思います。
50~100年後に再び人の目にさらされます。
だから、今をしっかりしておかないといけません。

一昨年、大正9年(1920年)に納めさせていただいた北海道旭川の
「御宮殿」という大きな仏具が京都へ帰ってきました。

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実に90年ぶり!ですね。
そのときいただいた「感謝状」が本店に飾られているのが素晴らしいです。
私の曾祖父の時代の話ですが。

いずれにしましても
心のやすらぎと幸せを、社員さん、お客様はじめ関係の皆様に
感じていただくことが若林の指名であると感じます。


母校のグラウンド!
私が3年間通わせていただいた
高校のグラウンドが人工芝になりました。

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これまでも小学校の創設、中学、高校の統合、新築移転など
激動の数年間を過ごしてきました。

私もその中で、中学校の父母の会会長、中高同窓会の理事長
などなど
しばらく偉そうなお役目で関わらせていただきました。

その間もこの学校は変わっていきました。

但し、今回の変化は「あのグラウンドが??」という
驚きが先に来ます。

何せ、水はけが極端に悪い、凸凹の砂地でしたから。

すでに数年前、私の在籍したテニス部のテニスコートは
オムニコートという人工芝に変わっていますが、
ラグビー部や女子ラクロス部はこれまで特に大変な思いをしてきたことでしょう。

全国優勝時の大学ラグビー部もここで練習されてました。

お金がない~と聞かされ続けたのですが、
いきなり高級人工芝とは、一体どうなっちゃたのでしょう??

この調子だとパイプオルガンも…


これは前向きな進化ですから、前向きに受け止めて
卒業生の皆様は特に、この学校の発展を願っていきましょう。

今年の大河ドラマ「八重の桜」もがんばれ!!


大阪城リレーマラソン!
3月20日(水・祝)に「大阪城リレーマラソン」に出場します。

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うちの同級生仲間に素晴らしいマラソンチームがあり、
フルマラソンを走っている仲間が数名いらっしゃいます。

先日の「京都マラソン」に出場し、3時間40分を切るタイムで走ったZ君、
同日の「名古屋ウィメンズマラソン」を4時間39分で走ったNさん、
近隣のハーフマラソンを何度も走っているM君、
いづれも素晴らしい面々です。

その他大丈夫か??と思われるメンバー4名と計8名で参加します。

そのためにランニングウェアもいっちょまえに「CW-X」をそろえました。

1周2kmのコースを21周強。
42.195kmを4時間以内で走らねばならず、
そのために私に課せられたタイムが2km10分を合計3周。
続けてではなくてもいいのですが、結構というかかなりキツイのです。

どうしましょ??

ということで、もっと走り込まないとえらい目に遭いそうです(>_<)


第3回 お香を楽しむ会in京都
日曜日、第3回のお香を楽しむ会in京都ということで、弊社にて
開催させていただきました。

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いつもながら、
東京より「香研究会IRI」代表の渡辺えり代先生にお越しいただき、
各地より20名のご参加にて楽しいひとときでした。

卯兵衛会長、須藤仏師さんもご参加、
東京や名古屋からお越しの皆様はご遠方ありがとうございました。


さて今回は「春の匂い袋づくり」。

匂い袋というのは、和ダンスに入れて防虫効果を合わせて得るものだと
思っていたのですが、それだけではないようですね。

仕事上でも、スーツやジャケットのポケットに入れたり、車に吊したりすることに
よって自分も相手もいい香りを体験できます。

市販の匂い袋は化学的な材料が含まれていることも多く、香りも強いのが
特徴らしいですが、今回は天然材料のみを使って、3種類のお香から選択できました。
和の香り、リラックス、邪気払い、というものです。

いずれも何とも言えない素敵な天然の香りでした。
焚くお香とはまた違って材料そのものの香りなので、優しい感じがします。


終了後、有志の皆様でランチをしましたが、
ここでもまたいろいろな話題に花が咲き、素晴らしい懇親の場となりました。

来月は4/13(土)「古代エジプトの薫香キフィづくり」となっています。
ご興味のある方はぜひご参加ください!


村田晃嗣氏のご講演
本日、銀行さんの会で村田晃嗣教授のお話を聴きました。
まもなく同志社大学の第32代学長に就任されます。

テレビでもおなじみですよね(^^)

お題は「今後の世界情勢と日本の課題」

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現状の自民党政府については
・高い支持率
・アベノミクスが今のところ順調
・7月の参院選は勝利間違いなし。

というところを評価されています。

昨年の選挙で、ベテラン政治家がこぞって後進に道を譲ったのは
自民党が必ず勝てるという状況だったから。
逆風の中で議席を失う可能性があるときに変わったりしない。
今の国会は若い議員がたくさんいる状況。


首相公選制が叫ばれているが、アメリカと日本では状況は全く違う。

アメリカは1年半かけて大統領を選ぶので、偽物は消えていく。
日本のたった2週間で選ぶという現体制では不可能である。

しかも何年かは首相が変わらない(変えられない)ということになる。
それを国民が覚悟できるのか。


日本は1868年の明治維新後100年で世界第2位の経済大国へ。
中国も辛亥革命から100年で世界第2位になったが、
2025年にはアメリカを抜いて世界一になる計算である。

しかし、人口は日本22世紀には1/3になるとも言われ、
中国も政策により減少に転じることは目に見えている。

アメリカは100年経ったら日本にいるかどうかわからない。
でも、中国は1000年経っても必ず存在する。

だから、今はアメリカを沖縄や岩国、日本にはつなぎ止めておかなければ
ならないということを最後におっしゃっていました。


裏の裏、真実というのはなかなかわかりません。
アメリカや一部政治家のことをよく言わない方々もいます。
中国や北朝鮮、韓国の対日批判も今の日本の政策に沿っているのかも知れません。

本当のところ、真実はどこにあるのか?
いろいろな本でも読みつつ考えて行かねばなりません。


若林卯兵衛 叙勲を祝う会
3月6日(水)に「若林卯兵衛 叙勲を祝う会」を催しました。

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各方面から440名もの多くの皆様にお越しいただき、
「京都ホテルオークラ」にて、盛大に和やかに開催することができました。

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祇園甲部の素囃子「俄獅子(にはかじし)」です。

このように受章できるのも、
現在までまわりの皆様の支えがあったからこそと思います。

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卯兵衛会長ご本人は先月、入院・手術という経験をし、
「大丈夫、大丈夫」とは言いながらも、この日を本当に元気で迎えられるのかを
実は本人もまわりも心配していました。

まわりといっても、入院のことは社員も友人も知らないという状況でしたので、
一部の親族だけの話ですが…

さて、当日は弊社社員の多くの皆様にお手伝いをいただき、
遠くは札幌、仙台、そして東京と、各店長等にも来ていただきました。
なかなかこんな機会がありませんので、貴重な経験をさせていただきました。
お手伝いいただいた皆様には、心より御礼を申し上げます。

会長ご本人の交友関係があまりにも広く、
その中でも、京都府知事の山田啓二様、京都市長の門川大作様にも
祝宴最後までお残りいただき、楽しんでいただきました。

前原誠司さんも議員という肩書きではなく、もともとのご近所の友人という
ことでお越しいただきました。

私は進行管理とタイムキーパー役を担当し、
司会のFM京都(α-Station)朝のパーソナリティーで、この度の司会を
していただいた佐藤弘樹さんの後ろと会場を行ったり来たりしていました。

今回もご本人がすべて設えをし、進行や席順を考え、ホテルと打ち合わせまで
してこられて、事前の試食や試飲だけはさせていただくという何とも
失礼な流れで来たのですが、さすがは皆様プロフェッショナルなので、
始まってしまえば場の流れで、なんの問題もなく進行いたしました。

総じて卯兵衛会長らしい、素晴らしい会であったと思いましたし、
これほどの皆様にお祝いしていただける卯兵衛会長は幸せな人だなあと
羨ましくも感激いたました。

末永くお元気で。


「沈香」のお話
先日、東京で「沈香(じんこう)」のお話をききました。

京都大学 大学院薬学研究科 准教授の伊藤美千穂先生。
大変お忙しく、お話を聞く機会が少ない貴重なご講演だったようです。

こてこての関西弁(京都弁)で、東京でのご講演とは思えない雰囲気。
あっという間の90分でした。


最初はネズミを使った実験報告と学術的なお話でしたが、
ラベンダー等香りを嗅ぐことによってネズミも人間も運動量が低下するということ。
香りが人間の嗅覚から心身を覚醒したり鎮静したりすることは実感しますね。


さて「沈香」の高級なものが「伽羅(きゃら)」であることは聞いてはいるのですが、
実際には明確な線引きはなく、お香屋さんがすみ分けしているだけ。
特にサイエンスでは全く不明な状況。

現在まで沈香を研究してきた人自体が少なく、未知の部分が多かったということです。


ある時、いただかれた沈香の種200粒を蒔いたら、30~40株発芽し、
そこから沈香の研究がスタート。

その後ラッキーにも補欠予算があたり、温室をつくることができたということで、
何か流れがあったのでしょうね。

次に出来た種もまた発芽し、今では結構多く沈香の木が手元にあるので、
実験が非常にしやすくなったとおっしゃっていました。


沈香の実は、木から糸でぶら下がっているような感じで
落ちたら地面に刺さるような形状をしています。

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沈香はジンチョウゲ科ですが、基原となる属が7つほどあります。
しかしながら、植物の状態で見ないと木の状態では種は全くわからないそうです。

これら全種が「ワシントン条約」の絶滅危惧種に指定されてしまったので
基本的に日本に入ってこなくなっているのが現状のようです。

現在、ベトナムでは人工的に沈香を作る取り組みがなされているようですが、
「鉄」によって沈香に樹脂を生成する方法がとられています。

しかしながら、説明を聞くだけでもかなり疑問だらけでかつ粗悪品質。

昔は沈香の木から樹脂だけを取っていく職人さんがいたそうですが、
最近は材木ごと伐採してくるようで、資源の枯渇状態になっています。

木を蒸溜して採る「沈香オイル」も
最近は極端に採取量が少なくなっているということでした。

少し前まで、人工栽培する沈香の苗木は大変貴重なものだったようですが、
2008年頃から供給過多、売れなくなってきて現在は海外輸出までされています。

伊藤先生は、分類学的に雑種が出来ることを懸念されていました。


最後に、今一番品質のよいキチンとした伽羅・沈香が安く手に入るのが日本。
嘘をつかない日本へ、中国人のお金持ちが多く買い求めに来ているそうです。

あるお香屋さんでは、1本8万円もするお線香が売れているとのこと。

もともと、お香は貴重なものとして世界各地で発達してきましたが、
グラム3万円~4万円が当たり前の伽羅などは、今後、金やダイヤモンドより
貴重な幻のものとなってくるかも知れません。

これから伽羅や沈香がどのように高騰し、流通していくのかは大きな問題ですね。

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