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朝に礼拝 夕に感謝!
京都にある老舗仏壇・仏具店から「あんなこと」「こんなこと」さまざまな情報を発信します。朝(あした)に礼拝(らいはい) 夕(ゆうべ)に感謝!
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伝説の「熱海会談」
松下幸之助さんは私のもっとも尊敬する経営者です。
もちろんそのように思っていらっしゃる方は多いことと思います。

弊社も祖父、曾祖父が元気な時に、
西本願寺の門徒であった生前の松下幸之助氏と
仕事でご縁があったと聞いていますので、とても親しみを感じます。


さて、昭和39年(1964年)に「熱海会談」という出来事があります。
幸之助氏が“忘れることのできない事柄”と述べられている通り、
販売会社や代理店から苦しい経営事情が訴えられ、批判が相次ぎました。

それまではこの年の「東京オリンピック」に向けて景気の上昇が見られましたが、
翌年から不況に突入、”三種の神器”の売上も鈍化していきました。

メーカーは引き続き生産し続けていたので、販売側は当然在庫が増加する。

これを察した幸之助氏が、マーケット状況や経営実態を率直に
打ち明けてもらい、対策を打つために「熱海会談」が開かれました。

とにかく全員出席にこだわり、欠席者にも再度依頼されました。


そこで、「毎日の売上を認識しているかたは?」と聞かれた幸之助氏。
170名ほどの出席者のうち、20名~30名ほどが手を挙げました。
また、「今期利益が出ると思うかたは?」という問いにも同じ感じ。

「だから赤字なんです!」
「売上や利益をしっかりと認識し、責任を自覚する。
自分で策を考え、決断を下す。そういう自主責任の意識を持つべきです。」

という経営者的目線に立つことの重要性を語られました。


さて、前述の通りこの会議では松下電器の製品に対する不満や批判が噴出します。

故障が多いという声には、それは、具体的にどの商品のどの部分なのか。
代金回収については、真剣に小売店と話をしているのか。
松下電器側からは逆に販売会社、代理店自身の姿勢を問うような話も出てきました。

松下電器VS販売会社・代理店、というような構図です。


会議も延長3日目に入り、さまざまな議論が出尽くしたと思われる時に、
松下幸之助氏は、会場に向かって話し出します。

「お互い言い分もあり、理屈もあるが、2日間充分に話し合ったので、
もうこんな議論は、やめましょう。
確かに、利益が出ている会社は、170社のうち、20社あまりです。
でもよくよく考えたら、松下電器が悪かった。これに尽きる。
30年近く前、相撲で言えば幕下だった頃の松下の電球を
大いに売ってくださったのは皆さん方でした。
いまの松下電器があるのも皆さん方のおかげです。
本来、自主独立の経営を進めていただくべき皆さん方に、松下電器に依存する
体質を生じさせてしまったのは、われわれが皆さんに対するお世話の仕方に、
不備があったからです。心からお詫び申し上げます。
松下電器がまず改めます。
そのうえで、皆さん方にも求める点があれば改善を求めます。
売上の減少などこの際、問題ではない。
これからは、皆さんに安定した経営をやっていただけるように、
抜本的な方法を講じたいとお約束する。
もう、だれが悪いではなく心を入れ替えて出直したい。」

松下幸之助氏の言葉は、途中から詰まり、涙声となりました。

批判の応酬が繰り返されていた会場は、静まりかえっていました。
出席者の多くが、目に涙をためていました。

すると、会場のうしろの方から一人の男性が立ち上がり、大きな声で、

「われわれも努力が足りなかった。
これからは、お互いに心をいれかえてしっかりやろうじゃないか!」

会場からは大きな拍手が沸き起こりました。

そしてこの後、半ば引退していた幸之助氏は営業人事の決断を下した後、
自ら営業本部の陣頭指揮に立ち、さまざまな改革を断行していかれました。


松下幸之助氏のエピソードとしては、とても人柄がよく表れた話です。

人間は唯一、話し合い(コミュニケーション)ができる動物。
問題が起こったときは、話をする以外に解決する方法はありません。

ここで素晴らしいのは、
それぞれがお互いに批判状態であったメーカー側と代理店側が
とことん本音を語り合うことが出来たということ。
そして、そこから問題の本質がお互いに理解できたということです。

幸之助氏が謝罪の言葉を述べていますが、ここが“松下幸之助”たるゆえん。

販売会社、代理店側も自分たちの不備はわかっているはずなのですが、
松下電器も悪いのだと言われると、もう言葉はなかったことでしょう。


伝説の「熱海会談」。

松下電器(パナソニック)にとって、その後を左右する大きな出来事でした。

そして、
この会議をやろうと決断したのは、他ならぬ松下幸之助氏なのです。


「京あるき in 東京 2015 ~恋する京都ウィークス~」
ちょっと遅い告知ですが、2月4日より
「京あるきin東京2015~恋する京都ウィークス~」が開催されています。

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ガイドブック(ウェブサイト)の協賛プログラムに弊社も掲載されていて、
商品お買い上げの皆様に粗品をプレゼントしています。
スタンプラリーにも参加しています。

関東方面の皆様は、一度ウェブサイトをご覧ください。
公式ホームページ  http://www.kyoaruki.jp/
Facebook       https://www.facebook.com/kyoarukiintokyo

このイベントは、
京都市が「国家戦略としての京都創生※」の取組を理解・応援してもらうため、
また京都の魅力発信による「京都ファン」の拡大を目指して、
情報発信の要である首都圏において開催されています。

※「国家戦略としての京都創生」とは、
京都が持つ四季折々の美しい自然景観や、そこに溶け合う寺院、神社、
京町家などの趣深い町並み、受け継がれ磨き上げられてきた伝統文化などは、
多くの人々から愛され、高い評価を受けている。
「国家戦略としての京都創生」は、世界の宝、日本の貴重な財産である
歴史都市・京都の有する自然、都市景観、伝統文化などを、国を挙げて再生し、
活用することにより、国が推進する歴史・風土に根ざした国土づくりや
観光交流の拡大、文化芸術振興、国際社会への発信を実現する取り組み。
とあります。


観光交流の拡大ということにおいては、特に京都では文化財が大きく寄与します。
このイベントのメイン写真に使われている重要文化財「二条城 唐門」は、
昨年まで弊社も修復(漆塗、金具)に関わらせていただきました。

すでに多くのイベントが終了していますが、
2月27日(金)~3月1日(日)に「京の知を深める三日間」として
北青山の「外苑キャン パス」にて京都の12大学+1団体の特別講座が開催されます。
歴史や、伝統、文化など、京都について深く学べる三日間となっています。


このイベントは3月2日(月)まで行われていますので、ぜひお出かけください。

なお、京都市が運営するアンテナショップ「京都館」は
東京駅八重洲中央口向かい、ヤンマー東京ビル1階にあります。

万人幸福の栞(その12)
本日は「万人幸福の栞」の12番目です。

単純な話として、一つのものを捨てると次のものがやってくる…
ということは実際にありますが、一生に2度と出あうことのない大窮地
というのはそうそう出会うものではありません。



「得るは捨つるにあり」

「気づいたらすぐする」ことが物事をしとげる秘訣である。
又大切なことは、十分に研究調査し、準備を完全にして、時がきたと思えば、
一気かせいにやってやりぬく。おしておして押し通す。
しかし1度には出来ない事が多い。
第1回にうまく行かねば、第2回、又第3回と、何度も何度もくりかえし、
うまずたゆまずくりかえす。
点滴石をうがつ、固い土に棒杭を打ちこむようなもので、
何度か打っている間にぎっしりと入って、もうこんりんざい動かなくなる。
又最初失敗すること、これは尊い月謝である。喜んで又改めてとりかかると、
いつか大きい成功の栄冠がかがやく。
しかし、どうしてもできぬ事がある。行くも帰るも、にっちもさっちも行かなくなる。
その時である、古今独歩の妙手は、こうした無類の窮境に生れる。
東西無比の秘術はこの時生れるのだと思って、
何の未練も、予想も、後悔もなく、きれいさっぱりと捨ててしまう。
こうした一生に2度と出あうことのない大窮地に陥った時こそ、度胸の見せどころである。
一切をなげうって、捨ててしまう。地位も、名誉も、財産も、生命も、
このときどういう結果が生れるであろうか。
まことに思いもよらぬ好結果が、突如として現われる。
いわゆる奇蹟というのは、こうした瞬間に起る、
常識をはるかに超えた現象に名づけたものである。
重病人が、しずかに自分の天職を考えて、
「ああ私は、畳の上で死ぬのではなかった、船乗だった、よし船で死のう。
かついで行って乗せてくれ」と、愛船にかつぎ乗せられた。
その瞬間、死の直前にあった脚気が一時に直ったという。
こうした体験は、会友の間では、奇蹟ではなく、もう常識になっている。
事業の上でも経済の上でも、その他奇禍にあった場合でも、
恐れ、憂え、怒り、急ぎ等々の私情雑念をさっぱりと捨てて、
運を天に任せる明朗闊達な心境に達した時、必ず危難をのがれることが出来る。
見事に窮地を脱することは、古人の体験であり、「窮すれば通ず」とは,
このことをいうのである。
この事実は会友の幾百千の実験が、はっきりと証明するところである。



覚悟を決めて、自分の持っている一切のものを投げ打つ…というのは
実はすべての人間が持ち合わせている本来の姿なのかも知れません。

無類の窮境というものは、個人の感じ方に差があるような気もします。


何か問題が発生した時、
そこを前向きに過ごすのか、逃げて逃げまくるのか、
あるいは後ろ向きな気持ちでやり過ごすのか、
そのようなことを人生の修行として試されているのではないでしょうか。

顔晴りましょう!

卒業制作展!
京都伝統工芸大学校(TASK)の卒業制作展に行ってきました。

場所は烏丸三条の「京都伝統工芸館」

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今春からご縁のできるO君の卒業制作もしっかりと展示されていました。
がんばっていただきたいと思います。

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さて、京都伝統工芸大学校は日本が世界に誇る技と粋、そして精神を学ぶことで、
現代のものづくりに活かし、その技を伝える唯一の学校です。とあります。

京都の中部、園部駅からすぐのところにあり、
弊社が関わっている職人さんが多く先生として教えておられます。

特に仏像や蒔絵部門では、そのまま先生の工房へ就職される学生さんもいて、
そうなると今後も直接仕事として関わることになります。

”後継者不足”といわれる中、このように職人さんを専門的に育てていく
学校があることは、我々にとっても心強い限りです。

反面、それだけ卒業後皆さんに就職や仕事があるのかが心配でもあります。
この先、より意識を高く持ち、自分自身で道を切り開いて行かなくてはなりません。


数件北隣のNHK京都放送局も本日開局!
1階では映像のイベントが行われていました。

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同時に「京都建築大学校」の制作展も行われています。
明日22日(日曜日)までですので、ぜひお運びください!

札幌店へ!
弊社の「札幌店」に行ってきました。


到着当日は、雲一つない快晴!
前日まで大荒れのお天気だったようですので、「晴れ男」全開です。

残念ながら、2日目は曇っておりましたが…

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現在全従業員さんと面談(雑談)を行っている最中ですが、
“社長”と話すって、普段あまりないことだと思うのです。

私は一昨年に就任した“しんまい社長”です。
こうしてお話しさせていただくと、私自身も何となく見えてくるものもあります。
もちろん各部、各店内で起こっていることは、上司を飛び越えて
私が何か具体的に動くとか、そういうことはありません。
しかし、組織自体に問題があったならすぐにでも改善しなければなりません。

個別面談(雑談)は、会社の方向性を考える上で重要なヒントになりますし、
このような機会を有効に活かしていければと思います。
皆さん、ご協力ありがとうございます。


そして… 面談後は、楽しい懇親会!
経費節減とはいえども、ここは絶対に必要経費です(笑)


「モザイクあり」ということで、記念撮影となりました。
これからもがんばって参りましょう!

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築地店拡張リニューアルオープン1ヶ月!
東京・築地本願寺にある若林築地店。
本年1月より拡張リニューアルオープンしています。

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築地本願寺さんのテナントが全部で4区画あるうち、
1区画にてスタートしたのが25年前。

私が入社する少し前の話です。
私も数年間、築地店長を経験させていただきましたが、
当時、となりの飲食店が退去し、若林がそこを賃借。
「ワイド&リフレッシュ」として倍の2区画になりました。

そして、今回はさらに一区画追加して3区画になったわけです。

当然、間口がとても広がり、品揃えも充実しました。
平日の午前中でしたが、私がいた間も
お客様がひっきりなしにお越しいただいていました。
ありがたいことです。


築地本願寺様は日本の寺院らしくない建物です。
建造当時の“施主”の思いが詰まった素晴らしいものだと感じます。

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我々もご縁をいただいた一昨年の平成の大修復以来、
本堂御内陣は美しい状態を保っています。

建造時の状態を調査し、保存しながら修復するという
文化財登録に向けた手法をとりましたので、
かなり大変な作業であったと思います。


ランチタイムコンサートも行われるパイプオルガンは
今も美しい音色で聴く人をいやします。

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さて、拡張した分お客様に来ていただく機会が増えるでしょうか。
これからの動きが大切ですね。


今回の富士山は美しいお姿でした!
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看板の取り外し
やっと取り外しました。

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京都市の看板規制により、規制対象となった看板を取り外しました。

やっとです。

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(写真提供 : K店長)

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本当は昨年にやらないといけないことだったのですが、
様々な理由によりこの時期になってしまいました。


京都市内の事業所では、かなりの数において看板の取り外しが行われましたが、
いったい、どのくらいの経費がかかっているのでしょうか。

矛盾に思うところは多々ありますが、
これも条例で決まったことですから仕方ありません。

京都がより良きまちになっていくにはどうしたらいいのかという
ことから考えれば、今回の規制はアリかなとは思います。

しかしながら、全てを事業所負担で…というのは強引な気がします。


まあ、愚痴を言っても始まりませんし、
何も変わらないので、このへんにしておきます。

金沢金箔のご見学
ご縁をいただいたお寺様より、「金沢金箔の見学ができないか」というご要望があり、
「ぜひ!」ということで、今回お手伝いをさせていただきました。

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弊社が先代からお世話になっている金沢の作田金箔さんにお願いして、
普段はまず見られない「澄(ずみ)工程」の作業を見学していただきました。
(※澄工程とは… 下記の説明をご参照ください)

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澄打ちの中田社長より丁寧な説明があり、
24金のインゴッド、銅成分を抜いた食用の金箔など珍しいものが出てきました。
澄工程の段階、1000分の1ミリ厚の時は、まだ手で持てるのですね。

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(澄打ち機で作業中、結構うるさいです)
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昨年10月に国の「選定保存技術」に指定されたこの「縁付(えんつけ・えんつき)」金箔。
金沢の中でも限られた職人さんしか製造されていない貴重なものであり、
同じ金箔でも、量産品の「断切(たちきり)」金箔とは違う扱いをされます。

京都はこの「縁付」金箔かつ金の純度が高いものを日常的に使用している
日本でも有数の消費産地であると言えます。

以下、縁付金箔製造の説明文を掲載します。(選定保存技術の文章より抜粋)


縁付金箔 製造(えんつけきんぱく せいぞう)

縁付金箔製造は、箔打ち専用の手漉和紙を加工した箔打紙に金を挟んで打ち延ばし、
金箔を製造するもので、我が国の伝統的な製箔技法である。
正方形に仕上げた箔を箔合紙に重ねた時、箔合紙の寸法が金箔を縁取るように
一回り大きいことから、完成した箔のほか、その製法も縁付と呼ばれる。

技術内容は、
1.澄(ずみ)工程
2.箔(はく)工程
3.紙仕込み工程
の三つに大別される。

1.澄工程は、純金に微量の銀と銅を加えた合金を打ち延ばし、
厚さ1000分の1ミリメートル厚の澄(ずみ)を仕上げるまでの工程を指し、
澄屋(ずみや)と呼ばれる専門の技術者によって行われる。

2.箔工程は、澄と箔打紙を交互に重ねて薄く打ち延ばし、
厚さ10000分の1ミリメートル厚の箔を製造する工程であり、
これに携わる専門の技術者は箔屋(はくや)と呼ばれる。

3.紙仕込み工程とは、専用の特殊な手漉和紙を澄又は箔の打紙(うちがみ)
として仕立てる工程であり、澄屋又は箔屋が自ら行う。
中でも「箔打紙」の仕込みは、その良否が箔の仕上がりに大きく影響するため、
縁付金箔製造技術の要とも言える重要な工程である。
泥土が添加された箔打ち専用の手漉きの雁皮紙(がんぴし)を原紙とし、
藁灰汁(わらあく)、柿渋(かきしぶ)等を染み込ませて叩くことを繰り返して
仕込む工程は、多大な労力と時間を要する。
また、「澄打紙(ずみうちがみ)」にはニゴ(稲の藁の芯部分)を主原料とする
特殊な手漉和紙を用い、湿らせて叩くことを繰り返し、約1週間かけて仕込む。

金箔には、縁付箔のほかに
工業製グラシン紙を打紙に用いる断切箔(たちきりはく)があるが、
縁付金箔は極めて薄く、しなやかで大きく、色艶に優れ、
無形文化財の工芸技術による作品制作や有形文化財の保存修理には
欠くことのできない原材料である。


ということですが、一回読んだだけではまず理解できないと思います。
しかし、製造に膨大な手間が掛かっていることだけは確かなことです。

京仏壇・京仏具、文化財修理はこのような素晴らしい技術と手間のうえに
成り立っているということを改めて実感しました。

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3月に北陸新幹線開業を迎える金沢の皆さんは、期待に胸膨らませています。
作田さん、中田さん、ありがとうございました。

「華頂会」の皆様、有り難い機会をいただき感謝申し上げます。

「京仏ソムリエ」資格
初めての「京仏ソムリエ」資格者が誕生しました。

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京都府仏具協同組合、田中理事長の発案により始まったこの「京仏ソムリエ」。

京仏壇・京仏具の製作工程を熟知し、製作指揮等に熟練した従事者に対して
「京仏ソムリエ」として認証する制度です。

初年度の今年は、しかるべき研修を受講した37名が誕生。
当社からは17名もの「京仏ソムリエ」が誕生しました。


同時に「京仏ソムリエの会」も誕生し、その目的には

伝統的工芸品である京仏壇・京仏具の製作指揮あるいは販売に携わる
高度な従事者としての自覚を高め、親睦と情報交換を行うことにより、
資質の向上・継承を図り、京仏壇・京仏具産地の振興に寄与する。

とあります。

何ごとも発案当時は“なにそれ??”という反応から始まりますが、
それを具体化して事業にしていくにはかなりの労力が必要です。

今後、「上級ソムリエ」資格も誕生し、京都府知事によって表彰される制度も
平成30年を目標に開始されることも決まりました。

京都の技術がより多くの皆様に伝えられるよう、
我々も日々勉強して参ります。


お寺様の職人視察
大阪から西勝寺のご住職にお越しいただきました。
(以前にも、ここで上棟式を紹介させていただきました)

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今回ご来店の目的は、現在弊社で製作している仏具の職人視察です。
同時に建築会社の社長様、ご担当様にもお越しいただきました


「百聞は一見にしかず」


いわゆる“営業”時は、弊社の歴史、実績(納入例)、仕様、他社との差別化
などなど、ほぼ良いところを前面に出してお話しします。

実際に若林が自信を持ってお届けする商品ですからマイナス面はないのですが、
弊社にご発注いただくことの意味をお伝えするのには、口だけでは限界があります。

また、仏具はどうしても専門用語が多くありますので、
お客様にご理解いただいているかどうか不安になるときもあります。

こうして現場にお越しいただくことは、とても重要なのです。

今回はご住職のご要望で、スペシャル製品を製作させていただいております。
“別誂品”というのは我々自身も勉強させていただくいい機会であり、
有り難いことです。


伝統とは革新の連続、また時代によってマイナーチェンジし続けるもの。
伝承とは代々変わることなく伝えられていくもの。

この2つをバランス良く意識して、
これからも良き製品を作り続けていくことが大切です。


ご来店、ありがとうございました!

京都のお化け!
皆さんは「お化け」という行事をご存じでしょうか?

本日、とある金融機関主催の会合がありまして、懇親会がありました。
そのお席に、この「お化け」が登場しましたので紹介いたします。

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以下、解説を要約しました。


「今晩は、お化けどす~」京都の花街では節分を「お化け」と言って、
芸妓さんがなにか趣向をこらして、グループで「仮装」を楽しみます。
普段、祇園では舞は井上流だけが認められていますが、節分のこの日は違います。

もちろん祇園だけではなく、上七軒、先斗町、宮川町など各花街では
この「お化け」が出現するのです。
他流の踊りも許され、芸妓さん達は思い切り「仮装」して羽目をはずします。

仮装グループが信号待ちをしながら、お茶屋(お店)からお茶屋(お店)へ
移動するので、 通行人も思わず笑ってしまいます。

節分の夜は常連のお客さんでお座敷はいっぱいです。
「お化け」に会いたい方は、この時期夕方から深夜頃花街に出かけてみましょう。
運がよければ祇園、宮川町、上七軒、先斗町それぞれきれいどころの
「お化け」ご一行と出くわすかもしれません。


ということで、芸妓さんの仮装ペアやグループが3組ほど来ます。
(お贔屓の方がいれば、まずそこへ行くのでしょうか?)

お店まわりは順番なので、早い出番もあれば、遅くなる場合もあります。
どちらかというと、お酒が回ってからが楽しい感じですね。


あまり経験することのない珍しい節分行事を体験させていただきました。

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