FC2ブログ
朝に礼拝 夕に感謝!
京都にある老舗仏壇・仏具店から「あんなこと」「こんなこと」さまざまな情報を発信します。朝(あした)に礼拝(らいはい) 夕(ゆうべ)に感謝!
201602<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201604
東本願寺さんの還座式
本日、真宗本廟(東本願寺ご本山)において
「還座式(げんざしき)」が執り行われました。

14594381047833.jpg

ご本山には「御影堂」「阿弥陀堂」といって御堂が2つあり、
その他「御影堂門」等をあわせて12年もの間、両堂等修復工事が
執り行われてきました。

最近まで「阿弥陀堂」の修復工事が行われていましたので、
ここに本来いらっしゃるはずの「阿弥陀如来立像」は、動座(移動)され
お隣の「御影堂」内陣(の左側)に仮荘厳,安置されていました。

その“阿弥陀さん”が本来の場所(座)戻られた(還られた)のが、
還座式(げんざしき)なのです。


両堂とも満堂、外にも多くの方々が一目見ようと参拝に来られていました。

御影堂での勤行後、御門主とともに
唐櫃(からびつ)に入られた御本尊が外廊下をゆっくりと移動していきます。

14594381351334.jpg

14594380683992.jpg

阿弥陀堂に到着後、元の”宮殿”の中に無事還られました。

50年に一度あるかどうかという法要にふれることができ、
感慨深い気持ちがいたしました。


弊社の京都本店長、札幌店長、お手伝いおつかれさまでした!

仏教タイムスの記事
先日取材を受けた「仏教タイムス」の本紙が送られてきました。

”浄土真宗本願寺派・伝灯奉告法要 プレ特集”

築地本願寺を拠点とする「首都圏開教」に力を入れている西本願寺さんですが、
いつもお世話になっている安永宗務長をメインとして
紙面が構成されていました。

そして、私の記事の横には、
ご縁のある埼玉県川口市の善行寺、吉井先生の記事が…


取材された内容を上手にまとめていただいてありがとうございました。

14592081880262.jpg
(クリックすると大きくなります)


葬儀や墓石と同じように考えられるのはちょっと疑問ですが、
家庭における”仏壇”の考え方が変化しているのは紛れもない事実です。

所属寺院の御本尊を中央に置くという概念は薄れ、
故人のメモリアルボックス的な意味合いが強くなってきています。


これまで長きにわたってお仏壇・お仏具の仕事をさせていただいてきた
若林佛具製作所には、お仏壇本来の意味、考え方を伝え続ける義務があると考えます。

今後、環境に応じて販売手法は変わっていくかも知れませんが、
遠きをはかる眼を持って行動していきたいと思います。

「京ブランド仏壇」の創設
組合で「京ブランド仏壇」という制度ができました。

14589755942581.jpg

すでに2月の“みやこめっせ”での展示会には出展されていたのですが、
今回、京都新聞から取材があり、「京ブランド仏壇」の記事が掲載されました。

14589755789830.jpg

京仏壇・京仏具の知識的な部分が問われる「京仏ソムリエ」とともに、
田中理事長肝いりの組合事業です。

経済産業大臣指定の「伝統的工芸品」ではなく、
比較的安価に生産ができ、自由度も高い「京ブランド仏壇」は
今後の組合の方向性を左右するかも知れません。


京仏壇の「伝統的工芸品」(“伝産品”“伝工品”ともいう)は発足当時、
各産地でそれぞれが独自に仕様を取り決めることができました。

当時の京仏壇の「標準品」を念頭に置いて、木地、彫刻、漆塗り、金箔押し、
錺金具、彩色等々の仕様が決められていき、これが現在まで引き継がれています。

しかし、これが今となっては“足かせ”になっているともいえるのです。

要するに「標準品」の内容、概念が現在の手法に合っていない部分が
出てきています。


京都の製品は高い!という声もよく聞きますが、
これは、丁寧な仕事で手間が掛かっていることはもちろん、
職人さんが完全分業であることにも起因しています。

それぞれが独立した作業を行うことは大変素晴らしいのですが、
コスト面で少し割高になるのは否めません。

大量発注の時代であれば、仕様と大量生産が両立されるシステムとして
重宝していたかも知れませんが、今は少し状況も違います。

「伝統的工芸品」の内容を引き継ぎつつ、次世代のことも考えていくことは
重要かつ急務であるということで、この「京ブランド仏壇」は一つの風穴に
なっていくと思います。

まだまだ「普及品」というレベルまでには到達いたしませんが、
組合商部の各お店に活気が出てくるようなものになっていただきたいと感じます。


富山で講演しました。
前回のブログの続きになるのですが、
ご法要のあった富山別院様の設計士の方より依頼があり、
少しの時間、お話をして参りました。

「JIA 技術・交流フォーラム 2016」

設計士さんばかりの集まりで、北陸支部の皆様がお集まりになっていました。

全部で約30名。

全体が4部構成、他に建築壁面材料の会社のプレゼン、エレベーター会社の説明
などがありましたが、かなり専門的な内容で聴いているふり(笑)


さて、我々の持ち時間は1時間。

「社寺建築における伝統技法」

ということで、我々の会社の説明、京仏壇・京仏具の起源と流れ。
10年以上に及ぶ東本願寺両堂ご修復の工事内容、職人の分業制度等を
説明いたしました。
(S君、写真ありがとう!)

IMG_3985.jpg

M部長が漆や金箔、錺金具、金鍍金などいろいろなサンプルを準備して
くれていましたので、大変わかりやすかったのではないかと感じます。

IMG_3991.jpg

IMG_3989.jpg

我々のやっている仕事は一般にわかりづらい内容です。
口頭で全てを語るのは難しく、ひと言ではとうてい説明できないと思います。

しかも一昔前までは全く情報を世間にクローズしていたのです。

これからは仕事内容を少しでも世間に理解していただけるように
がんばって参ります。

富山での御遷佛式
越中富山にて「御遷佛式」が執り行われました。

今回ご縁をいただいた、浄土真宗本願寺派(西本願寺)富山別院様です。

14585087479650.jpg

14585091643368.jpg

本堂の耐震工事を施工されるにあたり、
同時に御内陣の“美掃修復”工事を担当させていただきました。

尊いご縁をいただき、誠にありがとうございました。

別院の年表に、
「別院開創100周年法要 即如門主・勝如門主親修 本堂内陣極彩色を施す」
とありますが、
記念すべき100周年にあたり、昭和59年に弊社が
この極彩色工事を施工させていただきました。
(当時の銘板に施工者のプレートがあります)

14585091248087.jpg

02003013_3.jpg

02003013_2.jpg

02003013_1.jpg

北陸方面はご信心の厚い土地であり、
富山においても明治の廃仏毀釈や戦争、火災を乗り越えて
門信徒の熱い思いによって何度も本堂が建て直され、現在に至っています。


昨日は、弊社の“白作務衣”3名が大活躍。
仮本堂であった「総会所」より「本堂」へ御本尊が移動されました。

14585087933141.jpg

14585088145322.jpg

14585088904883.jpg

法要では関わった業者に感謝状が贈呈、
私は社長としてのお役目とはいえ、有り難いことです。


翌日の地元新聞(北日本新聞・富山新聞)には法要の記事が大きく掲載されました。

toyama-np1.jpg

toyama-np2.jpg

また6月には、ご門主をお迎えしての法要も行われます。

担当のM部長、H君、S君、そしてF君ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。


大分での還座法要
九州へ出張に行ってきました。


大分県宇佐市にある真宗大谷派(東本願寺)四日市別院様のご法要です。

14582236903401.jpg

14582237848373.jpg

この度、有り難いご縁をいただいて
内陣お仏具、建具の修復、壁面の彩色表具や柱漆塗、金箔押しなどの
内装工事を施工させていただきました。

14582238155614.jpg

担当の福岡K所長はじめ営業部、製作部の皆さん大変おつかれさまでした。


今回は
工事している間、場所を移されていた御本尊(阿弥陀如来)が
本堂の元の場所にお戻りになる“還座(げんざ)”と呼ばれる法要です。

「お興」に乗られた御本尊が、仮本堂より移動してこられました。

14582236639790.jpg
(白い作務衣を着ているのがK所長です)

14582237231782.jpg

こうして法要に出席させていただけることは、
社長として本当に有り難い幸せなことですし、
こうした良き仕事の長きにわたる積み重ねが現在の若林の信用を築いてきたのです。

今後、様々な場面で若林が活躍する場面が増えてくると思いますが、
関わる全ての人々の“幸せ”と”心のやすらぎ”を考えながら
邁進していきたいと思います。


本日、お昼にK君に連れて行ってもらった福岡市内、若林ビル近所のオススメの定食屋さん。
さば定食はかなり美味でございました。

14582238540826.jpg

14582238389705.jpg

銀行さんの会での乾杯!
先日、お付き合いのある金融機関さんの会がありました。

1時間半の講演は、「ミヤネ屋」や「とくダネ!」「TVスクランブル」などに
出演中で評論家の石 平(せき へい)氏が、中国の実情について語られました。

現在報道されている事実の裏側をわかりやすく説明されました。


場所は変わって懇親会の乾杯は今回私に回ってきました。

数日前に掛かってきた電話で依頼され、諸先輩方の前で約5分間スピーチ
そして乾杯となります。

いつも結構長々(気持ちはわかります)としゃべる方が多いので、
乾杯のグラスを持ってから、一旦テーブルに置く方もいらっしゃいます。

今回はそうならないように空気を読んで… と心掛けましたが、
言いたいことを時間内にきちんと伝えるのは本当に難しいことですね。

ということで、京都の「観光」についてお話しいたしました。
もちろん、我々が関わっている文化財の話と併せてお伝えしています。

下記が話の要旨、メモです。

現在の金利、株価、為替、原油価格、金価格 等 不安定の中
各方面の情報を収集し、よく考え、自らが行動する経営が要求される

さて、京都のキーワードは「観光」

京都銀行 柏原相談役 京都府観光連盟会長をされている

平成26年の1年間 発表された数字によると

京都市観光客数   5564万人(京都府 8375万人)
外国人宿泊者数    183万人(台湾人多い、中国人急増)
(日本全体の外国人観光客は1973万人)
観光消費額     7626億円
ホテル客室平均稼働率   89% !

交通では、京都縦貫道開通 北陸新幹線ルート問題 リニア鉄道京都駅誘致
イベントでは、昨年の琳派400年 京都マラソン 花灯路 京の七夕 ライトアップ
脚光を浴びる京料理、伝統工芸、寺社拝観、芸能、お茶、お花、
建物では岡崎のロームシアターなどなど、京都はネタの宝庫

そして「文化庁」京都移転問題 
石破地方創生担当大臣の会見では
「文化財行政が保護主体から保護と活用の両面に変質を遂げ、内外の誘客につながる」
国の観光ビジョン方針で観光を重視した戦略が組まれる方向

京都は50(全国222)の国宝と294(全国2437)の重要文化財が存在

若林は“仏壇屋”ではなくすでに建設業 
伝統産業は「経済産業省」、文化財は「文部科学省」の管轄
行政の縦割りを実感している

日本は少子高齢化、人口減少、一人あたりのGDPが世界と比較して低い
海外へ出るか、外国人観光客(インバウンド)を考えるかの選択

インバウンド観光のための施策、(弊社においては文化財建造物の修理)
長期ビジョンを持って国とともに歩む


ということで、言いたいことはすべてお話ししてきました。

最近、人前でしゃべることも増えてきましたが、がんばって参ります!

梅はまもなく満開!
今年は桜の開花が早いと言われていますね。

予想では京都は3月21日が開花、3月31日が満開!となっています。

京都の標本木(基準となる桜)は、京都地方気象台構内にあります。
各都道府県には必ずこの木があるのですね。

気象庁によると、
開花宣言は、各気象台や測候所の定めた標本木の花が5~6輪
開いた状態のときに行われます。

標準木は、気象台から近いところで、周辺の環境が変わりにくい場所に
ある木が選ばれているということです。


さて、梅の花はそろそろ満開を迎えます。

14577923623350.jpg

うちの隣の実家の梅は、青空とのコントラストが素晴らしい!

梅の名所で有名な北野天満宮さんは、この土日賑わうことでしょうね。


京都の観光客の皆様が楽しんでいただけるよう
満開が土日の晴天でありますよう、念じております。

京都鉄道博物館は工事中!
先日、古くから続いている京都駅前界隈の交流会で
今春オープンの「京都鉄道博物館」の内覧へ行ってきました。

14575754035630.jpg

14575753668160.jpg

お声がけいただいたのは、
この会のメンバーでもあるJR西日本の京都駅長さんです。


ゴールデンウィークの4月29日(金)が“グランドオープン”
ということで、急ピッチで工事が行われています。

写真撮影はOKでしたが、内部のSNS投稿はご遠慮くださいとのこと、
(まあ当然ですが)今回の掲載写真は限られます。


3月8日現在、車両の搬入もすべては完了していませんし、
何よりも扇形の機関車庫には立ち入ることができませんでした。
(現在は機関車がすべて外に出ています)

14575754378132.jpg

しかしながら、鉄道博物館として展示車両日本一の規模を誇る
鉄道のすべてがわかる素晴らしいミュージアムであると実感いたしました。


京都水族館や梅小路公園と併せて
また一つ大きな観光スポットエリアが誕生することになりますし、
オープン当初(ゴールデンウィーク)は、梅小路界隈に人が溢れる
と予想されます。

向かい側の京果会館さんはじめ、飲食店は足りるでしょうか?

今後、梅小路駅の新設、中央市場の建て替えなどなど
この地域はますます賑やかになりますね。

これからさらに注目していきたいと思います。

東京駅は様変わり!
最近、時々関東方面への出張がありますが、
先日は乗り継ぎの時間があったので、丸の内側に出てみました。

ほんとに変わりましたね。

14573097263250.jpg

丸ビル、新丸ビルがそびえ、KITTE、オアゾ、TOKIAなどなど
全くわからない名前が並びます。

その中でもKITTEは何度か行ってお気に入りの場所です。
入っているショップが趣味に合うのと、東京駅が見える部屋があります。

14573097399911.jpg

「旧東京中央郵便局 局長室」


KITTEという名前から連想されるように、ここは元東京中央郵便局、
中央の吹き抜けホールでは、京都の小型仏壇を展示したこともあります。


東京駅の構内も様変わりしました。
地下の店舗は改札内外にあり、全く“地図”が頭に入りません。

夕方にはごった返していて、おみやげを買うのも一苦労です。

東京は活気があって刺激があり、ワクワクします。
新情報の集積地として、まず2020年までは発展を続けることでしょう。


余談ですが、京都は「文化庁」移転により、
担うものがさらにハッキリしてくる気がします。

日本の観光事業、文化財行政を発信する都市において、
今後もお手伝いをさせていただく機会が増えることは有り難いことです。

「京都」と「東京」からしばらくは目が離せません。

東本願寺の職人さん
ようやく結びの時がやってきました。

「真宗本廟両堂(御影堂・阿弥陀堂)等修復工事」

先日、K店長の呼びかけにより
東本願寺さんの阿弥陀堂において職人さんの写真を撮らせていただきました。

14568844336491.jpg

14569642020422.jpg

14569642618464.jpg

関わっていただいた弊社の職人さんが勢揃い!

私は“社長”という立場で、失礼ながら写真中央に座っています。
本当にありがたいことだと思います。

東本山職人集合写真

ここまで無事に来られたのは、
関わっていただいた営業部、製作部メンバーをはじめ多くの社員さんと
素晴らしい技術を発揮していただいた職人さんのおかげです。

あらためまして心より感謝を申し上げたいと思います。


これからも若林佛具製作所、若林工芸舎ともに多くの仏具や文化財修理、
また現場工事を手がけていくことになりますが、
引き続き偽りなき良き仕事を納め続けて参りましょう。


若林は素晴らしい会社だとあらためて認識いたしました。

朝に礼拝 夕に感謝

3月の積雪
3月1日、京都は前日深夜から雪が降りました。

この時期に降ることは珍しくありませんが、
積もることは珍しいかも知れません。


駐車場へ行きますと、車は白く覆われていました。
車には約5cm以上の積雪が…

14568843928550.jpg

スキー時に使用する除雪ブラシが必要になるとは予想外です。

でもやっぱり京都市の街中へ来ると全く積もっていません。


自宅は「松ヶ崎」という市内北部北山地域(旧松ヶ崎地区ですが)
北大路通を北へ超えるとかなり状況が違います。

そしてまだ北へ、
岩倉・宝ヶ池地域に行くとさらに様子が変わりますし、
”スタッドレス”が必須になる日もあります。

ちょっとローカルな話ですが、
岩倉地域は北へ(モヒカン山方向へ)住宅地の造成が続いていますが、
地下鉄が叡電の「岩倉」駅と繋がるという計画もありました。

もちろん財政状況を考えると、しばらくはムリでしょうね。
出町柳から北野白梅町への“今出川LRT”の方が現実味があります。


かなり脱線しましたが、週末は20℃近くまで気温が上がる予報。
春はすぐそこです。

copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.