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朝に礼拝 夕に感謝!
京都にある老舗仏壇・仏具店から「あんなこと」「こんなこと」さまざまな情報を発信します。朝(あした)に礼拝(らいはい) 夕(ゆうべ)に感謝!
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人間は偉大な存在である。
松下幸之助さんの「人間」についての言葉です。

「人間は偉大な存在である。いわばこの宇宙においては王者だ。
こう言うと、それは不遜だという人も多いと思うけれど、
しかし、現実の姿をみれば、明らかに、そういうことが言えるんとちがうか」

松下幸之助さんの人間観に松下電器(Panasonic)が成功した理由の
重大な核心がここにあるということです。


どの人も王者と思って接するべし


人間は偉大である、王者であるという見方に立てば、
お互いに尊重しあい敬意をはらうようになる。
しかし、人間というのはつまらない小さな存在であると考えれば、
周りの人に対してもこいつはダメだ、つまらんやつだ、
どうも頭が悪いとすぐにバカにしたくなる。
そう思われた人があなたに協力しようとするはずがない。


その上で、従業員さんに対する考え方について
素晴らしい持論を述べていらっしゃいます。

「ええか、きみ、経営をしておっても、どの人も王者だという考え方を
根底に持っておらんとあかん。そこが大事やで。
社員の誰に対しても、ああ、この人はすばらしい存在なんや、
偉大な力を持った人なんやと考えんといかんね。

それを、これはたいした人間ではないとか、昨日入ってきたばかりの、
なんも知らん社員やとか、あるいは力のないつまらん人やとか、
そういう考えで社員と話をしたらだめやな。
むしろ、部下が偉く見えるという気分にならんとな」


新入社員であっても、ベテラン社員であっても、
それぞれがお互いの存在を尊重し合いながら仕事をすることが大切だということ。

部下や同僚のことを、あいつは出来の悪いやつ…などとまわりに言う人がいます。
言わなくてもいいことをわざわざ言う人は全力で自分を下げていますね。
そして、そんなに大したことない人が多いです。


人間はそれぞれが偉大である、ということを再認識して仕事をすれば、
自然と素晴らしい会社になっていくのだと思います。

いかがでしょうか。


居酒屋「木乃婦」
いつも朝食勉強会にてお世話になっている「京都クオリア研究会」

堀場製作所の創業者、堀場最高顧問がご存命中に入会させていただいて、
本当にお世話になり、経営者として勉強させていただきました。

現在は、堀場厚さんを囲む勉強会のようになっていますが、
京都におけるオーナー一部上場企業の代表である堀場CEOのお話はまさにグローバルで、
経済のトレンド、経営の考え方と同時に世界のお話が聴ける絶好の機会です。


今回はこのメンバーでもある高橋拓児さんのお店、
京料理「木乃婦」さんでの勉強会&懇親会でした。

出席者は13名。
高橋さんより、出汁の成分に関して、大変興味深い話をしていただきました。

試験場で濃縮した昆布と鰹の出汁(だし)をクロマトグラフィーでテイスティングすると、
それぞれの香りのピークがあって、軽い順番に出現します。
それをアナログ的に一つ一つ嗅いでいくらしいのですが、
海藻、海苔などの磯の香りから燻製、漢方薬、菩提樹といったもの、
最後には濡れた雑巾、汗、タール、何人か入った風呂の湯、排水溝といった
食品とはとても合わないような香りも多く出てくるようです。

とは言っても、機械が香りを示してくれる訳ではなく、
これは匂いの表現の引き出しを多くお持ちの高橋さんならではの感覚です。


さて、今回の設えは「居酒屋 木乃婦」。

「居酒屋」とか言われるので、どんな“唐揚げ”や“ポテトフライ”が
出てくるかと思いきや…

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大皿で出てきたお料理は、どれも超高級居酒屋的な内容でした。
八寸はまだしも、お造り盛り合わせは超豪華! しかも食べきれません!

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鱧寿司ってこんなに大きい?
「居酒屋とちゃうやん!」というのが皆様のご感想でした。

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私的には、この高橋拓児君は、
将来の京料理界を牽引していく人物だと勝手に思っています。

本当によく勉強されていますし、料理を科学的に研究されています。
こんなことをしている珍しい人は…他にいないでしょうね(本人談)。

京都では、カウンター数席だけで決まった料理を提供するお店も増えてきている中、
何十人と若手の卵を抱え、懐石料理と仕出し弁当をきちんと使い分け、
応用がきく料理の手法を教え、多面的、科学的に味を追求される姿勢は
いつも勉強になります。

高橋さん、ごちそうさまでした!


珍しい職人さん
京都には(仏具業界には)珍しいことをしている職人が多くいらっしゃいます。
最近、ご見学の依頼が多く私が同行することも多いため、大変勉強になります。

いつも見慣れている、そんな我々でさえ常に新たな発見と気づきがあります。
間違った認識をしていることもあります。

一般の方々にとっては、もちろん全ての職人さんが珍しいのですが、
下記の方々はその中でも他では見られない金属製品の貴重な方々です。



・蝋型鋳造(ろうがたちゅうぞう)

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(手で造形しているところです)

鋳造の技術は数々あれど、“蝋型”は国内おいてほとんど存在しません。
ロストワックスという技術とも製法を異にするものです。

型を蝋で1回1回作って、1回1回焼いて溶かしてしまいます。

その型を作るのも職人の仕事で、溶かした蝋型用の蝋を
まるで飴細工のように“ヒネって”造形していきます。

下地(本体の厚み)の蝋に造形した蝋を貼り付け、まず完成品に近いものを作ります。
その蝋の部分を溶かすと空洞ができ、そのスペースが金属の通り道になります。
口ではなかなか説明できませんが。他の量産による製品とは精度が違います。



・金属着色

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(煮色工程:企業秘密は隠しました)

仏具の金属鋳造は、ほとんどが「銅」の合金です。
真鍮(黄銅)は銅と亜鉛の合金ですし、
唐金(からかね)と呼ばれる京仏具の基本合金も、銅に他の金属を合わせたものです。

その合金に着色するのが色着けやさんの仕事。


着色の基本は酸系の薬品液と化学反応させることにあります。
銅の成分がこの液と反応を起こして表面の色変化を起こします。
また、キレイに仕上げるだけでなく、これが長年の表面保護にもなります。

このうち一部の製法は薬品液を熱く煮ながら仏具をそこへ浸けるので、
「煮色(にいろ・たきいろ)」といいます。
合金の成分の違いでここまで出てくる色が違うのかと驚きます。

仏具で多いのは「宣徳(せんとく)」といって、漆を焼き付けながら塗ります。
「おはぐろ」は釘などの鉄分を溶かした液を何百回と付けていく手法です。

他にも技法はありますが、着色はかなり興味深い工程です。



・魔鏡(まきょう)。

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(鏡表面を削り、磨く作業は大変です)

もともとは神社の鏡を作っていた職人さんです。
仕事の都合上仏具も作られるようになり、お付き合いするようになりました。

ここでは魔鏡といって、細工が施された鏡を専門に作っています。

かくれキリシタンなども使っていたと言われていて、
ここに光をあてて投影されたものに、この鏡にはない模様が映ります。
キリスト像や、動物の絵など、最初はなぜ映るのかがわかりません。

弊社本社1階に置いてありますので、ぜひその目でお確かめください。


ということで、以上珍しい金属職人3名をご紹介しました。
これは弊社職人さんのほんの一部に過ぎません。

京都は本当に魅力的で興味深いところですね。


体育会の新入生歓迎会!
先日、私の所属していた体育会ゴルフ部の「新入生歓迎会」が開催されました。

今回はOB・OG会長の都合が悪いということで来られなかったため、
急遽、私が代役として「乾杯」をさせていただきました。

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卒業してから最近まで全くOB・OG会には関わってこなかったので、
うちの相談役、会長ともども卒業生である私は、何かお返しができないかと
(時々)考えていました。

そこへ、ある日後輩から「助けてください!」と連絡があり、
関わることになったというわけです。

しかしながらいきなり副会長とは…  話が違います…


先月は、出身者である谷口 徹プロが「日本プロゴルフ選手権」で優勝、
現役では、男子が関西春季リーグ入替戦で1部昇格&1部リーグ5位。
女子は全日本大学対抗戦で3位入賞と、徐々に強さを取り戻しつつあります。

やはり日本の強豪は東北福祉大学(関西では大阪学院大学)です。
スコア的には、特に男子ではまだまだ差があります。
これはうちの学校とちがって、ジュニアの上位選手を大量に推薦入学させ、
入学した後も勉強はあまり重要視しないという学校も多いためです、
「文武両道」が人間を形成していくと思いますがいかがでしょうか?

まあ批判してもしょうがないのでこの辺りで。


さて今年は7名の入部、そのうちのほとんどがジュニアでのゴルフ経験者と聞き、
時代は変わったなあと感じました。

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みんなそれぞれしっかりした考えを持っているようで、この先が楽しみです。
監督もコーチも期待のスピーチをされていました。

体育会の目的としては「競技的成長」と「人間的成長」
この両方が大切であることは間違いありません。
そして勉学をおろそかにすることなく、必ず卒業すること。

勉強をしない人は、ゴルフもとことんまでは上手くなりません。

新島襄先生の「良心の全身に充満したる丈夫(ますらお)の起り来らん事を」
と言う言葉が響きます。


私も仕事差し支えのない程度で、今後も関わって参りたいと思います。


父の日 2018
別に期待していたわけではありません。

日曜日は父の日でした。

東京にいる娘から送られてきたのは、電動マッサージ器。

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きちんと贈り物をもらった記憶がないので、戸惑ってしまいます。
マッサージ器って微妙ですが(笑)


こんなの効くのかな??と思いつつ、腰に当ててみると
これがなかなかのもんです。

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(なぜかボカシ)

もちろん私だけではなくて、うちの奥さんも使えます。


こうして遠く離れている人から思わぬ贈り物があると嬉しいものですね。

私も今まで何度か人に贈った経験や贈られたシチュエーションがありますが、
嗜好品系は好き嫌いも多く、人によってはかえって迷惑になるケースもあるようです。

人に物を送るのは難しいですし、いろいろ悩むことも多いですね。
それが重要な人であればあるほど、頭が働きます。


今回、どのくらい悩んでくれたのかはわかりませんが、
まずはありがとうございました。感謝!

今やるべきことと即断即決
いつも送られてくる松下幸之助さんの言葉の中に、強く同意するものがありました。
たまたま繋がる二つの内容でしたので、下記に併記します。


【今やるべきことをやる】

松下幸之助の発想の原点は、宇宙根源の法則です。
太陽は東から昇り西に沈みます。
つまり大自然の運行のように我々の経営にも代えがたい法則が
存在するのです。しかし大きな視点だけで経営をしていたので
はありません。現実を見据え、今やるべきことは何かを決して
忘れない人でした。今日一日、この一瞬に、明日を作る力があ
るのです。成功は、瞬間決算の積み重ねです。


【商売の秘訣の一つは即断即決】

商売の秘訣の一つは即断即決、しかし、合わせて三度念を押す
慎重さも必要です。松下幸之助は、いつも即断即決していました。
それが出来たのは、いつもその仕事のあるべき姿を求めてブレ
なかったからです。また、それまで何回も何回も、考えて考えて
決断していたのです。宇宙の大きな視点と、三度念を押す慎重さ
こそ商売の秘訣です。


どの企業にも目的があるはずです。
目的に向かって日々行動する中で、法則というものが存在する。
それは、手法や技法ではない“考え方”という法則です。

その考え方が間違っていると遠回りしたり、ペナルティをもらったりする。

現場では決して先延ばしせず即断即決を心掛ける。
そのために日々考えて考えて、即断即決の基となる考え方、あるべき姿を追い求める。

今やるべきことと即断即決、この積み重ねが変化を生んでいくのですね。


インバウンド消費と京都の見通し
毎月第2火曜日のお昼に火曜会という会合が催されます。

もう何年前から続いているのでしょう。
京都駅を中心とする区役所、中央郵便局、消防署、JR東海・JR西日本の駅長
銀行、ハローワーク、そして民間企業などが集まってこられます。

もともとは駅前の皆さんが顔見知りになれるよう、また情報交換ができるように
始まった相当古い会であると聞いています。


毎回、順番で30分強の卓話があるのですが、
今回は三菱UFJ銀行の支店長さんでした。

内容は要約するとインバウンドの増加に伴う京都の現状と見通し。

昨年までの訪日外国人の宿泊者数は大阪の伸び率が顕著。
京都はここ数年微増だったのですが、今年以降の伸び率は大きくなるでしょう。

京都では現在7000室を超えるホテルが建設されていて、
2020年までに新規供給されるホテル客室数は、
京都で既存客室の60%以上にも達します。
大阪で40%、東京、名古屋で30%ですから、相当な数です。

京都のホテルは飽和状態になるのでは?と危惧されています。

これに伴う商業地の地価上昇率は、
全国上位10地点に京都市が3ヶ所も入っています。
ホテル用地取得実績が積み重なって、地価を押し上げているのですね。

京都は今後さらに観光客をどのようにおもてなしするか、
工夫をしていくことでさらに訪日外国人は増加していくことになると思います。

もちろんこれは良いことなのですが、
一部の観光地では観光客増加で、交通機関など市民生活に影響が出ている
ところも出てきていますので、住民対策も急務です。

レポートの結びに
世界経済が緩やかに成長する中で、訪日外国人の増加が続くとともに、
購入品目の多様化、モノ消費からコト消費への重点シフト、訪問地域の拡大により
インバウンド消費は引き続き関西経済を支えていく
との記載がありました。

事業者にとっては、まさに今チャンスではないでしょうか。


現代仏壇のショールーム
弊社が専門代理店を務める「八木研」さん。
5月に移転された「現代仏壇」のショールームです。

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大阪駅に隣接する「グランフロント大阪」にあります。


まわりは大手メーカーや小売店のショールームが多く入っており、
ゆっくり見るにはいい雰囲気があります。


吹き抜けのところには時期になると「巨大クリスマスツリー」がお目見えします。

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これは空間デザイナー長谷川喜美さんのデザイン、
弊社本社ビルのリニューアルに当たってデザインを担当していただいた方です。

今年もおそらくデザインは …


ということで、「現代仏壇」で有名な八木研さんは、
かなり古くからお付き合いがあり、弊社でも製品を扱っています。

日本国内の家具調仏壇の中ではトップメーカー、
常にデザイン、仕様とも先端の発信を続けている会社です。

「ギャラリーメモリア」という名称で、各地に出店を続けているのも、
全国の代理店(専門店)注目されている証拠だと思います。 

ここ10年で仏壇のデザインや価格は劇的に変化してきました。
今後ますます新しいカタチの仏壇の提案が増加していくことでしょう。


ということで、「現代仏壇」のご用命は若林へ!


何事も結構である。
毎日配信されている松下幸之助さんの言葉があります。

このブログでも何度か紹介していますが
時々「なるほどその通り!」と思わず頷いてしまうことがあります。


私は運命というものは不思議なものだと思います。
人はみなそれぞれ志を立てるのですが、
なかなか思い通りにいかないし、実現しにくい。
希望とは逆の道が自分にピッタリ合って成功する場合もあるのです。
だから私は、あまり一つのことをくよくよ気にしない方が
いいのではないかと思います。
世の中で自分が分かっているのは1%ほどで、あとは暗中模索。
はじめから何も分からないと思えば気も楽でしょう。
とにかく人間にはさまざまな姿があっていいと思うのです。
恵まれた生活も結構だし、恵まれない暮らしも結構、
何事も結構という気持が大切だと思います。


人間は生きている以上、といいますか人間として生まれてきた以上、
必ず何らかの修行がやってきます。
修行といっても、滝に打たれる修業のようなことではなく、ハードルのことですね。
人間はこれを乗り越えることで成長するようにできているのです。

何事もそのままを受け入れることができればいいのですがこれがまた難しい。
くよくよ気にしないこともハードルなのかもしれません。

結局のところ暗中模索、人生はわからないのですから、
この言葉のように「何事も結構である」と常に心を落ち着かせることが
できるようになりたいものです。


東本願寺さんの台灯籠
この度、真宗大谷派御本山(真宗本廟)の大台灯籠を修理にされることになり
弊社が担当することになりました。

明治に納められた外置きの台灯籠は境内地にいくつかあり、今回は御影堂門という
一番大きな門の両サイドにある巨大なものです。

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弊社のH営業部長が当日立ち会ってくれまして、お引き取りさせていただきました。
そして、先日の文化時報にこの記事が掲載されました。

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弊社は仏具製造、修復の会社として現在まで活動し、最近では文化財修理の
資格を取得するに至りました。(株式会社 若林工芸舎)

仏具というとイメージとして漆や金箔を想像しますが、
木製品だけではなく、こういった金属製品(鋳物、かざり金具)も取り扱うことができます。

今後、仏具職人の様々な技術を他の分野にも応用、転用できないかと
チャレンジしているところですが、これはすぐに明確な答えが出るものではありません。

ご本山をはじめとするお寺様との関係性を大切にしながら、
今後も活動して参りたいと思います。


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