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朝に礼拝 夕に感謝!
京都にある老舗仏壇・仏具店から「あんなこと」「こんなこと」さまざまな情報を発信します。朝(あした)に礼拝(らいはい) 夕(ゆうべ)に感謝!
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第69期 決算日
弊社は来年「創業190年」を迎えますが、
会社組織は昭和24年(1949年)からとなります。

本日、若林は第69期の決算日。
今月は社内が組立、納品でかなり慌ただしい雰囲気でしたが無事に月末を迎えました。
従業員の皆さんには感謝いたします。


今期に入ってすぐ、昨年11月末日に京都本社ビルリニューアルオープンとなり、
お披露目当日には多くの皆様にお越しいただきました。

特に今までのお付き合いとは違うデザイン関係、インテリア関係の方々、
様々なメディアにも取り上げていただいて反響も大きいものがありました。

以前の古い建物を取り壊すには、社内外の抵抗(特に行政)もありましたが、
若林が将来に向かって歩んでいくためには必要なことであったと信じます。

それだけに、今やろうとしている新規事業やプロジェクトの数々は、
考えに考えながらも、着実に行動して進めていかねばなりません。

これまでの会社経営は本業「拡大」中心。

高度成長期や人口増加に伴って、数字が大きく伸びてきた時期でもあります。
全国の寺院へ営業に出て、競争の中にも得意先を増やしてくるという取り組みは、
若林というブランド、京都の価値を大きく成長させてくれました。

先人には感謝しなければなりません。


これからは毎年のように変化が続くと思われますが、
この10年は、若林の“強み”をどこへ活かすのかが常に問われることになります。

元々の事業である仏具屋としての知識、仏壇店としての商品開発、販売手法、
文化財への関わり、職人さんとのつながり、分業による技術の応用、転用など、
強みによる切り口はいくらでもあります。


結局のところ選択と集中、何を優先して人と資源を集中させるのか、
そしてやっぱり行動がすべてなのです。


岐阜での落慶法要。
本日は、ご新築をされたお寺様の落慶法要がありました。

雲一つない快晴のもと、岐阜県の浄土真宗本願寺派(西本願寺)専精寺様へ。
担当であるH部長とともに出席させていただきました。

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このお寺の歴史は古く、創建は天安2年といいますから西暦858年。
慈覚大師が専精寺様の前身であり勅願寺(天皇の発願)としての天台宗 善相院を建立。
その後改宗し、現在の普門山 専精寺となった…とあります。
そしてお寺のあるこの場所は垂井城跡といわれていて、
関ヶ原の合戦で活躍した西軍の武将、平塚為弘の居城だったといわれています。

創建から4回の移動を経て1727年、現在の地に本堂が建てられました。
そんな御本堂は現在まで老朽化が著しく、ご新築の運びとなったようです。

そのような歴史あるお寺様のご新築に関われたということは、
若林として大変名誉のあることと喜んでおります。

この本堂を建築された亀山建設の社長さんとも久々にお会いいたしました。
いつもながら“ズルい”お役目の感謝状をいただき感謝申し上げます。



さて、専精寺様のすぐ近所に、朝倉山 真禅院というお寺があります。

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ここはつい最近、文化財修理のお仕事として若林工芸舎による丹塗り、漆塗り
及び彩色を施工させていただきました。

西暦739年創建といいますから、奈良時代ですね。
天台宗となったのは専精寺様の創建とほぼ同時期ではないかと推察されます。

青空に朱の丹塗りが眩しい「本地堂」です。

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この扉は漆塗りの中でも堅牢な本堅地下地なのですが、
京都の弊社内で丁寧にまた丁寧に、何回下地を付けて研ぐのかというくらいの
作業を経て、塗られています。
その現場をタイムリーに見ていた私には感慨深いものがあります。

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この三重塔も重要文化財。

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関ヶ原合戦場観光の折にでも、ぜひお出かけくださいませ。



フランスからのご見学!
先週から今週に掛けて、かなりのハード&タイトスケジュールでした。

フランスはパリからロナンさんにお越しいただきました。
プロダクトデザイナーとしては、かなりの人気もんです。

「京都仏具職人さんの技術を応用して新たなプロダクトを創る。」
というコンセプトのもと、粛々?と新しいプロジェクトが進行しています。

彼にはみっちりぎっしり京都の職人さんを回っていただきました。

以下、職人さん写真です。どれがどの工程かわかりますか?

ロナン・橋本木地

ロナン・岡田長
ロナン・中谷
ロナン・倉本
ロナン・山村
ロナン・島田
ロナン・中嶋
ロナン・下出
ロナン・須藤
ロナン・山本合金
ロナン・山崎
ロナン・長谷川着色

各職人さんには、かなり協力して工程を見せていただいたと思います。
今後どんなプロダクトが生まれるのか、興味津々とっても楽しみです。

ロナンご本人も、スペシャル通訳?さんも、随行さんも、そして私も、4日間よく頑張りました!
今回の見学に関わっていただいたすべての皆様に心より感謝申し上げます。


DESIGNART TOKYO 2018
東京に来ています。

先週は京都で外国人デザイナーさんが京都の職人さんをご見学。
4日間ハード&タイトスケジュールだったにも関わらず全て予定終了。
東京での打ち合わせも滞りなく進行して、
とてもよいプロジェクトのスタートとなりました。

現在、東京の表参道~青山~外苑周辺、六本木、代官山等で
「DESIGNART TOKYO 2018」が開催されています。

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〈公式サイト〉
http://designart.jp/designarttokyo2018/

いつもお世話になっている青木氏が主催者の一人であり、
昨年よりスタートしたこのイベントを、かなりハードな準備期間を経て
開催されていることを考えると頭が下がります。

今回はデザイナーの牧野 仁さんが、若林の錺(かざり)金具の技術を使って
デザイン照明&テーブルウェアを製作されました。

〈牧野さんのページ〉
http://designart.jp/designarttokyo2018/exhibitor/hitoshimakino-designartgallery-francfrancforest/

デザイン照明の中央部分、円盤銅板は金箔の仕上げなので、
何とも言えない上品な輝きを放ちます。
箔目(金箔を押したときに出る筋目)や金箔製造段階でできる地模様も
光の反射でよく見え、手作り感が出ています。

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テーブルウェアは、無地の中にも手作り&金(メッキ)の風合いが良く出ています。

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やっぱり京都には優秀なデザイナーさんの知恵が必要なのでしょうね。


デザイナートはその他にも魅力的な展示がいっぱい!
28日(日)まで行われていますので、皆様ぜひお出かけください。
公式冊子&地図は各所会場にあります。


すべては進化しなければならない。
いつもながら送られてくる松下幸之助さんの言葉です。
全ては進化しなければならないというフレーズが響きます。


「我々のなすべき仕事は無限にある」
これは松下幸之助の一貫した哲学です。

仕事は、無から有を生んで創り出すものです。
100年もすればすべてのものは、新しく生まれ変わります。
すべては進化しなければならないのです。

仕事の中に、美しい感動がなければ、よい仕事は出来ないのです。
大きな視点でみれば、どんな不況でも仕事は無限にあるのです。


また、リクルートの創業者である江副浩正氏は
「自ら機会を創り出し、その機会によって自らを変えよ」
と有名な言葉をのこしています。


進化するためには、まず思うこと。
思うことが無から有を生むことに繋がり、機会を創ることになります。
機会を創ることができれば、あとは行動あるのみ。

今の仕事が永遠であるなどと考えている経営者ないないと思いますが、
進化しなければならないという気持ちを常に抱かないと
次の伝統を作ることなど出来るはずがありません。

「伝統は革新の連続である」

言うのは簡単ですが、行動している人がどれだけいるのでしょう。

やっている人の様子を見て、上手くいきそうなら始めてみる、
仲間に入ってみる…といった考え方では結果は見えています。
進化とはほど遠いものと常に言い聞かせている今日この頃です。



第1回日中若手職人交流事業
日曜日に40名もの中国人のご見学がありました。
コーディネートは、お世話になっている林口砂里さんです。


中国政府系の団体「中国中小商業企業協会」と、
著名な経済ジャーナリストの呉暁波氏が主催する「第1回日中若手職人交流事業」
ということで、総勢200名の視察団が中国から来日、
東京での展示・フォーラム、高岡と京都の視察のコーディネートをされています。

両国の若手職人の「相互交流と相互理解の促進、協力、交流と成功の実現」
をテーマに、日本と中国の新しい世代の職人のイノベーションと起業家精神に焦点を当て、共同で両国のマーケットだけでなく第3国市場をも探求していくこと…

を目的としてお越しになっているようです。難しい!


合計200名という大きなグループは、途中から分かれて行動されているようで、
そのうち企業経営者など約40名が京都にお越しになるにあたり、
弊社をご見学いただくことになりました。

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当日は、会議室で京仏壇・京仏具について簡単に説明した後、
5階の京仏壇ミュージアム、木地、金箔、仏像彫刻の職人をご見学、
各所で興味を持っていただいたようで、設えた甲斐がありました。

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また、1階では積極的にお買い物!これまた有り難いことです。

中国はとても大きな国、日本が太刀打ちできないほど多く人が存在しています。
これからの日本にとって大きなマーケットになっていくのでしょうか??
それには日本独自の真似できない確固たる技術が必要になるでしょう。

日々勉強です!


気象予報士の南さん
京都銀行本店営業部さんの「京友会」。
久々に参加させていただきました。

今回のご講演は南 利幸さん。
NHK総合テレビの「おはよう日本・週間ニュース」に毎週出ていらっしゃいます。
全国ネットの他、大阪や京都、神戸の各NHKテレビ、ラジオでもご活躍、
気象予報士としてわかりやすく解説していただきました。


晴れ時々曇り、晴れのち曇り、曇り一時雨、くもり所によりにわか雨、
などなど、皆さん記号がわかりますでしょうか?
それぞれ解説しようと思いましたがやめておきます(笑)。

今年は、台風がよく本州を直撃しました。
京都市でも台風21号が猛威をふるい、各所に大きな被害がでました。
私は50年京都にいますが、日中のあの暴風は記憶にありません。

台風発生~移動場所の海水温の上昇により勢力が拡大したのと、
日本付近の気圧配置がストライクゾーンにはまってしまったようです。

この10年間で気温は京都で0.6℃上昇。
このグラフを見る限り、京都の平均気温は100年間で3℃ほど上がっています。

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今年150年を迎える「大政奉還」の時代は、暑い日でも京都市内は
30℃そこそこだったのでしょうね。
エアコンがある家などなかったわけですから、考えられない話です。


豆知識として、週間天気予報の当たる確率のお話。
意外だったのですが、2017年の週間予報的中率は、翌日が85%。
これは最近のお天気を見るとわかる数字ですね。

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1週間後(7日後)の確率は50%程度だと思っていたら…
何と71%!!

さすが、最近のスーパーコンピューターを駆使した予報は素晴らしいです。
私も時々ゴルフコンペの幹事をしたときなどは気にして見ていますが、
ほとんど傾向としては当たっている感じです。

ということで、
ますます的中確率が上がっていくであろう天気予報のお話でした。


佛光寺派寺院のご法要
この度、北海道は小樽にて落慶法要に出席して参りました。

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御本堂のご修復事業ということで、今回は御宮殿、須弥壇はじめ仏具の修復に
関わらせていただく機会をいただきました。

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本当に有り難いことと感謝申し上げます。

京都にご本山のある真宗佛光寺派の法雷寺様、
以前からご縁をいただいているお寺様で、4年前に住職を継職されました。
若いご住職ですが、周りの門徒の皆様とともに頑張っていらっしゃいます。

ご法要には京都から真覚御門主のご親修、宗務総長もお越しになり、
賑々しく執り行われました。

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のちの懇親会ではご住職より工事関係者へ感謝状の贈呈、
またまた“ズルイ”役をいただいてしまいました。

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そして本日のメインイベント!?
スクリーンを使ってのH店長のビフォーアフター説明です。

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おつかれさまでした!


こうして日本全国、ご法要に出席させていただくのも、
各店で従業員の皆さんが動いていただいているからこその結果。
有り難いことです。


龍山ご住職はじめ寺族の皆さま、総代、檀家門信徒の皆さま、
この度は誠におめでとうございました。


月刊 人事マネジメント
デカデカと掲載していただきました。

「月刊 人事マネジメント」9月号
http://www.busi-pub.com/jsaisin.html

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ある日、突然電話をいただいて取材したいとのこと。

「老舗のDNA-百年超企業は改革を恐れない」

なんともすごいタイトルで…
どこから弊社のことを聞いてこられたのでしょうか。

バックナンバーを見ていると、
バスクリン、東洋インキ、小西ボンド、タキイ種苗などなど
名だたる企業が名を連ねていらっしゃいます。

うちのK店長に話をして、
当初だけ概略を申し上げ、その後の対応をお願いしようと思ったのですが、
ダメですね〜どうしても口が回ってしまいます。

改革とかそんな格好良いものではないと思うのですが、
いまタイムリーに取り組んでいることはスラスラ出てきます。

本社ビルリニューアルの話、文化財修理の話、デザイナー製品の話、
まだ道半ばという事業のこともお話しさせていただきました。

結局というかやっぱりというか、大半私がお話をすることになってしまい
K店長には申し訳ないことをしました。

文面を一通り読みましたが、
ええんかいな?というくらいかなり“盛って”あります(笑)

この雑誌は一般に販売されていないとのこと。
大変残念ですが、本社に2冊いただいていますので、
従業員の方は私までお声がけください。


魔鏡の鋳込み作業
京都の仏具職人さんには様々な方がいます。
その中でも鋳造の職人さんは特殊な部類に入ります。

この職人さんは、平素は寺院の三具足(みつぐそく)といって
大きな燭台、花瓶、香炉類を作っているのですが、
もともとは神社の「鏡」を作っている方です。
昔ながらの鋳物の金属鏡を作っているのはここだけ?ではないかと言われます。

そして、その中でも特徴のある「魔鏡(まきょう)」は大変興味深い製品です。
弊社本店にも展示していますが、種も仕掛けもある不思議な鏡です。

今回はご縁あって、その魔鏡の鋳込み作業を見学させていただきました。

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端的に言うと、唐金(からかね)などの地金(今回は白銅)を炉で溶かして、
あらかじめ作っておいた型へ流し込みます。
特に魔鏡は一つひとつの砂型の手作りなので、型は一回限りなのです。

それでは鋳込みの映像をご覧ください。(ちょっと重いかも知れません)



この砂型の技術を貴重なものとして、
鏡の用途以外にも何かに応用できないかと考える次第です。

10年後には、京都仏具職人さんの技術が世界を席巻する日がくるのでは?
とワクワク期待しています。


台風24号一過!
今年は本当によく台風が日本列島にやってきます。

これも地球からの何かの警告、何かの暗示とかいう人もいますが、
まあそれは置いておいて。


最初の台風21号の最接近の時は、前の七条通りに様々なものが飛んできて、
街路樹は折れ、瓦が飛び、庇テントはめくれ上がり、
最後には隣のマンションの長い金属ルーバーが何枚も宙を待っていました。
正直、恐怖を感じる時間がありました。

京都市内の寺院、神社、文化財も屋根が飛んだり、木々が倒れたり、
大きな被害を受けました。
市内のすぐ西側を通過したので風の被害が倍増した感じです。

今回の台風24号も京都直撃コースということで構えに構えましたが、
結局かなり南側を抜けていってくれましたので、
京都市内には大きな被害はありませんでした。有り難いことです。

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本日は台風一過の素晴らしい青空!
本社屋上からの風景も秋らしい感じになってきました。

やっぱりいいお天気が最高ですね。

体温越えの酷暑が何日も続き、地震があったり、台風がいくつも上陸、
いろいろなことがあったこの夏でした。


京都は本当に表情豊かなまちです。
これからも災害から守っていかなければならない大切な場所ですね。


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