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朝に礼拝 夕に感謝!
京都にある老舗仏壇・仏具店から「あんなこと」「こんなこと」さまざまな情報を発信します。朝(あした)に礼拝(らいはい) 夕(ゆうべ)に感謝!
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令和元年の大文字送り火
今年は、ちょっと違った鑑賞でした。
本当は鑑賞するではなく、手を合わせるだと思いますが…
もちろん大文字焼きではなく、大文字送り火です。

うちの裏山は「法」の字で、毎年うちの隣の実家から“山火事”を眺めています。
人が動いてるのまでよく見えます。

8時5分になると、「ハイ!点火〜」の掛け声が松ヶ崎山に響きます。


で、
今年はちょっと実家を離れて「妙」の字を見に行ってみました。
正面に位置する宝池自動車教習所さんの教習コースには、
たくさんの人が座っていて外にも溢れていました。
毎年このように一般解放されているようです。
太田くんお世話になりました!

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(日中の写真です)

「妙・法」の点火は同じ時刻なので、急いで「法」まで戻りました。

チャリでもかなりの距離があります。
9時まで通行止している松ヶ崎旧街道は人がいっぱいなので
北山通りをひたすらに!


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今年は「妙・法」両方を見ることができて満足でした。
「南無 妙法 蓮華経」二つで一つのお山ですから。

そう、もともと松ヶ崎は日蓮宗の村だったのです。
無形文化財に指定されている「松ヶ崎題目踊り」も有名です。

京都は本当に奥が深い。
この地域だけでも相当ストーリーが語れます。

大文字五山送り火… 今年は台風一過のもと、無事にお帰りいただいたでしょうか。



令和元年のお盆!
お盆中、皆様いかがお過ごしでしょうか。

本日は台風10号の影響で山陽新幹線が一日運休。在来線も運休や遅れ。
その他、空の便もほとんど動いていませんでした。
そして、夕方から風が強まり、夜中はかなりの豪雨!
京都本店は本日午前中のみ営業で、午後は閉店いたしました。

弊社の関連会社が運営するECサイトのネットショップ「なごみ工房」も、
お盆が終了するまでは毎日、盆提灯や線香などの出荷に追われていました。

それだけご注文を頂いているということですから有り難いことですね。


さて、このお盆中も職人さんは動いていただいています。

現在「デザイナーズ仏壇」の製作中で、6名のデザイナーやアーティストとともに
“レゾンデートル”プロジェクトが動いています。
※レゾンデートルとはフランス語で「存在意義」。弊社の敏腕プロデューサーが命名しました!

9月中旬に撮影に入るため、かなり急ピッチで製作作業が進めないと間に合いません。
お盆だからといって休んでいる場合ではないのです。

本番の10月18日から「東京デザイナート」に出展が決まっているため、
それまでには、計画通り“すべて”を仕上げなければなりません。

製作はそれだけではないのですが…


そして、間もなく締め切られる京都府の「補助金」申請のために
申請書を作ってくれている弊社スタッフも出勤しています。

上記の「デザイナーズ仏壇」をはじめ、海外事業など新たなチャレンジが複数に
渡って動いている現在、さまざまな試作がいくつも同時進行しており、
その度にコストが掛かります。

作ったことがないものが多いので、職人さんもやりがいはあるものの
悩みながら、考えながらの製作となり、コストや見積も事前にはわかりません。

これを回収していこうと思うと、早く販売を仕掛けて動かなければならないのが商売
というものですが、とにかく弊社が今まで扱ってきたものではないため、
また販売ルートも全く違うので計画が難しいのです。

行政の補助金については、いただけるものなら全部いただきたいくらいです(笑)
現在、若林が取り組んでいることは、必ず京都の伝統工芸の将来につながる事業です。
京都府さん、よろしくお願いいたします!


ということで、今年のお盆は有り難いことに出勤しております。

この先も若林が世の中のお役に立てるよう、がんばって参ります!


大文字「六山」送り火!?
毎年8月16日、20時より順次点火される「大文字五山送り火」。

お盆に帰って来られた魂(御霊)を再びあの世へと送り出すための「送り火」
ということで、”大文字送り火”と呼ばれています。

「大文字焼き」とおっしゃる方もいますが、
山焼きやお好み焼きのように聞こえますので((笑))「送り火」と言うようにしたいものです。
京都の人からは特に言われますよ!

さて、文献によると、
明治時代までは「い」「蛇」「長刀」などといった文字も存在したようです。
昔は13もの山で送り火が行われていたとも伝えられています。
明治時代に明治政府の近代化政策によって祇園祭と送り火の禁止令が出されています。
その10年後に祇園祭と送り火は復活されました。
とあります。

そして、その「い」の記事が12日の京都新聞に掲載されていました。

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明治時代に途絶えている「い」について、
京都市左京区静市市原町の向山にて火床が確認されているとあります。
市原は、京都市内から鞍馬山へ行く途中ですね。

記事によると、市原の山腹で明治30年代頃までは「い」の字が点火されていたようです。
古い時代は山裾の近いところで点火されていて、その後、市内からよく見えるように
山腹へ移動したのでは?と想定されています。

京都は昔から行われていることについて、不思議なことがたくさんあります。
もちろんそれぞれに意味がありますから、「京都は奥が深い!」ということになります。

京都人ですら理解できないその奥ゆかしさを知れば知るほど、
京都はまだまだ観光客のターゲットであり続けるのだと思います。


さて、16日夜、台風一過の送り火となりますでしょうか?


文化遺産・施設総合展
先日、といいますか7月になりますが、
東京ビッグサイトにて「第5回文化遺産・施設総合展」が開催されました。
若林グループの文化財修理を担う会社「若林工芸舎」が4年目の出展をいたしました。

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(写真提供はすべて沙々木君)
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これまで、出展ブースメインの職人実演として、掛軸修復や彩色補彩を
お見せしてきましたが、今回は錺(かざり)金具の彫金実演。

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京都の若手彫金師、島田さんにお越しいただきました。
当日は、銀の指輪に彫金を施す“彫金体験”も開催して、盛り上がりました。

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さて、「文化遺産・施設総合展」とは

最新技術の提案で、歴史的価値のある遺産の継承に繋げる専門展示会です。
文化財の老朽化や地震などの自然災害により、文化財を継承する新たな
ソリューション技術の導入が必要とされています。
日本の歴史的遺産を次世代に継承する技術を発信する場として、
また、その文化遺産を活用することによる新たな地域産業の振興を目指し
本展を開催します。

伝統建築修復技術や美術工芸品修復技術、免震・耐震対策、空調、防災・防火対策、
測量調査、非破壊検査機器、観光サービス、地域活性化ソリューションなどに関する
製品やサービスが出展します。


「若林工芸舎」の展示、実演が最新技術かどうかは疑問ですが、
この技術が歴史的価値のある文化財、遺産の継承に繋がることは間違いありません。

島田さんはもちろん、担当の新谷社長、沙々木君はじめ関わっていただいた皆様、
大変おつかれさまでした!

卯兵衛相談役の記事
本日の京都新聞に掲載されていました。

「京商NEWS」

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弊社の相談役が京都商工会議所の副会頭として実行委員長を務める
「京都・暮らしの文化×知恵産業展」のPRです。

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「京都・暮らしの文化×知恵産業展」

平安時代から千年以上にわたり日本の首都で会った京都には、全国からヒトやモノが
集まり、長い歴史と人々の生活の中で独特の文化を発展させてきました。
この文化を支えてきたのが京都の伝統産業です。
その高い技術や技法、知恵は今日の先端産業にも生かされています。
この度、ICOM(国際博物館会議)京都大会(9月1日~7日開催)に合わせ
京都のくらしの文化、伝統産業と先端産業を一堂に見て知って体験することができる
「京都・くらしの文化×知恵産業展」が開催されます。

ということで、以下内容です。

日時:令和元年9月3日(火)~5日(木)
午前10時~午後5時(最終日:午後4時まで)
場所:京都市勧業館みやこめっせ3階 第3展示場
入場無料(体験ゾーン及びイベントは一部を除いて有料)

【伝統産業エリア】
①実演ゾーン:
多岐にわたる伝統産業が40業種以上集結し,職人さんの手仕事を間近で
ご覧いただけるまたとない機会です。だけるまたとない機会です。
職人さんと会話しながらお楽しみください。職人さんと会話しながらお楽しみください。
(実演予定品目)
西陣織,京鹿の子絞,京友禅,京くみひも,京繍,京仏壇・京仏壇,京漆器,京指物,
京焼・清水焼,京扇子,京うちわ,京人形,京表具,京陶人形, 京都の金属工芸品,
京象嵌,京銘竹,京版画,京すだれ,京印章,京竹工芸,薫香,金網細工,唐紙,
京瓦,京真田紐,京足袋,京丸うちわ,京和傘,截金,調べ緒,提燈,能面,伏見人形,
結納飾・水引工芸,数珠,京こま,京七宝,黒谷和紙

②体験ゾーン:
実際に伝統産業製品の製作体験等をしていただけます。
(体験予定品目)
京友禅,京くみひも,京繍,京仏具・京仏具,京漆器,京象嵌,京銘竹,京印章,薫香,珠珠,京七宝,京料理(だしの試飲)ほか

【先端産業エリア】
特別展「伝統とテクノロジー」-京都のものづくり/手仕事の遺伝子-を開催します。
京都を代表する企業の製品展示や企業PRブースを設置します。

【くらしの文化エリア】
茶道(表千家,武者小路千家,藪内家,煎茶道二條流,煎茶道方円流)
茶会の手順を再現する実演や解説付呈茶席,体験を実施します。

華道(京都いけばな協会)
いけばな作品14点の展示やレクチャー,ワークショップを実施します。

書道(京都書作家協会,京都書道連盟)
書道作品の展示やレクチャー,ワークショップを実施します。


その他、ステージやブースにて実演・体験イベントが開催されます。
我々「京仏壇・京仏具」からも出展いたします。

ぜひ、「京都・暮らしの文化×知恵産業展」へお越しください!

言葉は生きている
最近気にとまった文章です。
若林の朝礼で毎日唱和している「職場の教養」の発行元、
倫理研究所の元理事長、丸山竹秋氏のことばです。


言葉は、生きている。
ただ口から吐き出されて、そのままじっとしているのではない。
やさしい言葉をかけてやると、なごむ。
また暗い、ゆううつなことを言い続けると、暗く、ゆううつな事態が起こり、
明るく、朗らかなことを言い続けると、明るく朗らかな事態が起こる。

ある人は、田畑の作物をほめる。「よく稔ったなぁ、すばらしいぞ」と言葉をかけ、
その葉や枝や実を撫でるようにして可愛がっている。
彼の作物は、大変稔りがよい。
「もっと、よくなれよ」彼は、生きた人間に言いかけるように、期待をかけているが、
作物はそのようにすくすくと育つ。

またある人は、自分の使う機械類、道具類をいつもほめて、感謝する。
「よく働いてくれるなぁ。お前のおかげでこんなに仕事ができた。明日もまた頼むよ」
といった具合である。
この人の使うものは、なかなか故障しない。そして能率も良い。

美しいとほめる心が、その通りの言葉となって、その言葉が閉ざされている人の
心を開き、美を伝える。
美しいと言えば美しくなり、きたないと言えばきたなくなる。
物そのものに善悪美醜があるのではなく、人間の心によってそれぞれに評価され、
意味をもってくる。

一度言葉に発せられたことは、必ずこの世に実現し、実際に現れるものとの考え方が、
祝福すれば、その内容の通りに将来実現するという信念となる。
成績の悪い子でも、よい子だとほめ、しつけをし、可愛がっていると、よい子になる。
バカな子だと、くさってばかりいたのでは、どうしてよくなることがあろうか。

自分の仕事はだめだだめだと言っていると、その言葉は、自分の心をも暗くさせ、
周囲の人にも響いて、その言葉通りに仕事はダメになってしまう。
今はダメでも将来必ずよくなるぞと、言葉をかけてやっていると必ずよくなってくる。
言葉の中にある信念が、事情を変えさせるように働きだすからである。
しかし信念といっても、言葉と別物ではない。
言葉そのものになって表れているのである。詫びの言葉は詫びの働きをし、
いたわりの言葉は愛の発露となって、動植物までも及ぶ。

ある百姓は、田に水が涸れていると「さぞ喉がかわいたろうなあ」と言いつつ水をやり、
草をとる時は「せっかくの肥料を草にくわれてしまって、ひもじかろうなあ」と
稲を可愛がっていたところ、一反あたり一俵半も多くの収穫をあげたのであった。
こうした実例は、まだまだ枚挙にいとまがない。

まさに言葉は生きている。
言葉の通りに、自分の周囲が変わり、言葉によって自分も変わっていくのである。
さっそくその効果を、わが身に試してゆこうではないか。


前向きな言葉を発することの大切さがここにも記されています。

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