FC2ブログ
朝に礼拝 夕に感謝!
京都にある老舗仏壇・仏具店、若林佛具製作所から「あんなこと」「こんなこと」さまざまな情報を発信します。朝(あした)に礼拝(らいはい) 夕(ゆうべ)に感謝!
202103<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>202105
社員ブログがおもしろい!

私は個人的に現在までこのブログを更新してきましたが、

もともとは2007年に社内発信のつもりで始めたものです。 


現在では、弊社のWebサイトもSNS(Facebook Instagramなど)も充実し、

複数メンバーでそれぞれ担当してくれていることもあり、

若林の発信力がかなりアップしていると思います。

 

お寺さまでも個人の方でも、“若林仏具”と検索していただく方々も増えてきました。

 

 

その中で「note」を使った若林佛具製作所ブログを社員が発信してくれています。

これが結構な頻度で更新されていて、読みものとしておもしろいのです。

 

E559B5F1-A897-4D8A-8F20-C8DA75A3EDD6.jpg


若林佛具製作所noteブログ

https://note.com/wakabayashi1830

 

私が書くのとは違い、各担当目線で記事を書くことでそれぞれ内容や表現が異なり、

「本山へ行く!」企画や寺院納入のお話、社内の話題などさまざまな投稿があります。

 

 

併せて、若林佛具製作所コーポレートサイト(公式サイト)も更新しています。

「プロジェクト」「職人紹介」のカテゴリーでは、新しいコンテンツも充実しました。

English版も徐々に増えています。

 

コーポレートサイト一部リニューアルのお知らせ

https://www.wakabayashi.co.jp/information/210330/

 

 

更に「寺院用オンラインショップ」もだんだんと商品が充実!

https://www.wakabayashi-jiin.com

 

日本では再び感染の波が「変異株」もあわせてやってきています。

コロナワクチンの接種も遅れがち、まだしばらく動くことが制限されますね。


ネットのことはわからない!という方々は60才以上の年配の方に多いわけで、

今後はますますネット発信がスタンダードとなっていきます。


ぜひ一度ご覧ください!


マスターズ優勝おめでとう!松山!!

松山英樹選手 マスターズ優勝!!

 

昨日11日は夜9時には寝ていました。

本日12日の午前3時半から18番ホールアウトまでテレビ観戦!

 

最後数ホールは車の小さなテレビでの観戦でしたが、

18番最後までハラハラドキドキ、現場のド緊張の状況が伝わってくる感じでした。


IMG_0241.jpg 


いや〜 それにしても素晴らしい!

男子プロにとって世界メジャータイトルの中でも一番ほしいとされるタイトル。

 

生涯アマチュアを通したグランドスラマー、球聖「ボビー ジョーンズ」氏の設計、

ジョージア州オーガスタの「オーガスタナショナル ゴルフクラブ」で行われます。

 

他のメジャートーナメントは毎年違うコースで行われますが、

このマスターズだけは、ここのコースを離れることはありません、

 

世界の名だたるトッププロが本気で狙いに来るこのマスターズに

松山選手が優勝した意味は本当に大きいのです。

 

 

1986年のジャック ニクラウス最後の優勝の時(今から35年前!)も

テレビの前でかじりついていましたし、ビデオも何回も見返しました。

石井アナウンサー(故人)の時折絶叫の実況と

陳清波プロ、岩田禎夫(故人)さんの噛み合わない解説(笑)

あの時の感動は今でも忘れません。

 

4日間試合の最後は「サンデーバックナイン」と言われます。

特にマスターズでは、決勝ラウンド日曜日(最終日)の最後9ホールで、

これまでも幾多のドラマが繰り広げられました。

今回の松山も15番ホール(残り4ホール)のティーショットまでは楽勝?かと。

セカンドショットはアドレナリンなのかクラブ選択なのか奥の池へ…

そこからのドタバタはご覧の通りでした。

 

おそらく平素の試合だったら、あのようにはならないでしょう。

絶妙に池がからむホールが多く続くことは、よくできたコースだと感心します。

 

松山選手だけでなく、他の選手も気合の入り方と緊張の度合いも全く違います。

それが伝わってくるようでしたし、解説の中嶋常幸さんは試合後号泣!

特にご自身の出場時と重ね合わされていたのだと思います。

 

 

今回の優勝で、女子だけでなく日本の男子プロが盛り上がって、

試合のスポンサーが少しでも増えてもらえればと思いますし、

コロナ禍で盛況のゴルフ界自体がさらに盛り上げっていただければ有り難いです。

 

ゴルフ人口が増えても、競技人口は増えていないと聞きます。

試合に出て戦うスポーツ競技であることを忘れず、

私は楽しく関わっていきたいと思います。

 

 

おめでとう!!松山!!!

 

 

コロナウイルス感染対策について

京都市内でもまた新型コロナウイルスの感染者(陽性者)が増えてきました。

もうどこで発生してもおかしくない状況だと思います。

 

京阪神(特に大阪)も日々感染者数が更新されているようですし、

「まん防」(まん延防止等重点措置)も適用されました。


以前と比べて、人々がコロナに対してあまり恐怖に感じなくなっている感覚ですね。

 

 

さて、弊社の現在の主な取り組みを下記に記します。

 

・従業員の手洗い・うがい・消毒・マスク着用・検温を徹底する。

1階の裏入口より出入りし、出社時、帰社時は必ず措置を行う。

 出社時に検温を行う(AI非接触タイプ)。

37.0℃以上の場合は上司に相談、37.5℃以上の場合は出社を取りやめる)

マスクは鼻まで覆うように着用する。

 

・社外の方々へ検温・消毒・マスク着用をお願いする。

 お客様の来店時(AI非接触タイプ)お客様に不快のないように

 職人さん、出入業者が社内に立ち入る場合

 (37.5℃以上ある場合は入店をお断りする)


IMG_0239.jpg 


・諸会議は原則Zoomによるリモート会議とする。

 原則1ヶ所で5名以上の会議は行わない。

 大会議室においては1人1つの机にて使用する(食堂としての使用を含む)。

 対面にはアクリル板を使用する。

 

・各階の換気を行う。

・大声での会話は控え、適度な距離を保つ。

・昼食時は感染防止に十分留意する。

・アルコールを伴う懇親会や会食は行わない(出張中を含む)。

 

・社用車での移動中はマスクをし、必要のない会話を控える。

空調は外気導入設定とし、可能であれば窓を開けるようにする。

 

・電話やPCなど、複数名で共有しているものは適宜消毒する。


IMG_0240.jpg 


・陽性者と接触の疑いのある場合はまず上長へ連絡する。

4〜5日間の自宅待機の後PCR検査を受け、陰性の結果が出てから出社する。

 (陽性者当事者となった場合は保健所の指示に従う)

 

 

最近では店頭入口と従業員・関係者入口にAI非接触の体温計を準備し、

アクリル板のパーテーションや消毒液も増やしました。

まずは従業員の皆さんが安心して仕事ができるように、お客様が安心して

お越しいただけるように、そして出入りされる職人さん、業者さんとも

しっかりと打ち合わせができるように、対策を講じました。

 

各企業が独自でさまざまな対策をされていると思います。

結局のところ、まず「手洗い・うがい・消毒」で個人が注意するしかありません。

 

ワクチン、治療薬が行き渡るまで、「規制と緩和」が繰り返されるかと思うと

いや〜な気持ちになりますが、今は世間に従うしかありません。

再度気持ちを作り直し、この時期を前向きに捉えて次の準備期間にすることが重要です。

 

 

何より医療関係者の皆様が、リスクと向かい合いながら日々動いて

いただいていることに感謝し、しばらく仕事をしていきたいと思います。


新緑の季節とコロナ

久々の本社屋上です。

晴れ渡る京都市内は、なんと平和な情景なのでしょう。

 

IMG_0206.jpg


IMG_0209.jpg


IMG_0208.jpg


桜の季節は短いです。

京都市内は早くから咲き始めましたが、日曜日ごとに雨だったので

ちょっと消化不良なところもありますね。


これから京都が一年で一番過ごしやすい新緑の5月がやってきます。

 

 

さて、第4波!と言われますが、

規制と解除を繰り返している間は、こうなるのは至極当然のことです。

ワクチンや薬が行き渡らない間は、規制すれば経済に影響しますし

解除すれば陽性者が増えますし、うまくバランスを取るなんて至難の技!

 

夜の飲食店だけが悪のように時短ターゲットになるのは心苦しいです。

マスクを外して食べる・飲むということが前提なのでそうなるのでしょうが、

国が十分な給付金を出せない中での何回にも及ぶ時短要請は、

“つぶれてください”と言っているようなものです。

 

 

いつかのニュース。

罰金20万円の現金を見せながら、

いつでも払うと通常営業を続けているお店がありました。

毎日夜中まで大盛況だそうです。

逆に、

休業して毎日の給付金をもらって遊んでいる飲食店オーナーもいるとのこと。

どちらもかなり微妙な話です。

 

今は何ともうまくやっているように見えますが、

長い目で見て、両者の人生にどのような裁定がくだるのでしょうか。

 

「世間は正しい」理論もあります。

 

松下幸之助氏は、

「長い目で見れば、世間は正しいものは正しいと必ず受け入れてくれます。

だから恐れず安心して、正直にまじめに、まっすぐ仕事に打ち込めばよいのです。」

 

私なら…

関わる全ての人々の幸せを追求するという“理念”をまず考えます。

その考えからすると、どのように行動するべきなのかと。

 

必ず帰るべき考え方があることが企業には必要で、

何があっても従業員をはじめ関わる人のことを最優先に考えることが重要です。

 

現在、そんな毎日を送っています。

 


伝統工芸は存続していくのか?

今日はちょっと長いですが、考えさせられる内容です。

 

「アートがわかると世の中が見えてくる」

 

IMG_0205.jpg


前﨑信也氏の著書です。

現在は京都女子大学の准教授で工芸文化史のご専門、以前ミニ講演を聞いたことがあります。


明治にヨーロッパ博覧会へ紹介された日本の工芸と福沢諭吉さんのお話、

とてもテンポがよく単純におもしろい!引き込まれていました。

 

その時のブログ記事↓

http://tomoyuki1202.blog103.fc2.com/blog-entry-1712.html

 


本日は、この本の我々に直接関係する部分を引用していきたいと思います。

※長い引用ですが、内容の一部です。

 

 

 

経済産業省は、1970年代に徐々に数が減ってきた伝統的な工芸品を

作る技術ある人々を認定し「伝統工芸士」という称号をあたえました。

これらの称号を得た人々は、日本文化を海外に発信する場面で、

古き良き日本の象徴となりました。

海外からのゲストが来日すれば、母国に持ち帰ってもらうお土産を準備しました。

その目的のために「同じことを繰り返し続けること」を約束させられたのです。

 

(伝産証紙付きが本物とされました)

 

しかし、バブル経済の崩壊後に経済が停滞すると、

企業も個人も不要不急のものに対する支出をカット。

お世話になった取引先への記念品として社名入りの工芸品を

関係先に配るようなことは激減しました。

ビジネスの世界でのお中元もお歳暮も、昭和の伝統と呼んでもいいくらいなくなりました。

伝統工芸の世界が他の業態、たとえばカレンダーの印刷屋さんと違ったことは、

新しいマーケットを開拓するために、製品の大幅な変化を許されなかったことです。

政府から「補助金」をもらうためには、文部科学省や経済産業省、

地方自治体から「認定」された技術や製造方法を変えるわけにはいかないのです。

何十年も前に認定された方法を続けること、つまり「同じことを繰り返す」

という意味での「伝統」を続けることを国や自治体が強制しているということです。

さらにひどいことに、社会全体が、日本の伝統的な芸術や文化を守り続けるという

責任を、彼らに押し付けました。

言い換えれば、自分たちは最新の生活を享受し、伝統工芸品を買うこともせず、

彼らに時代遅れの芸術を保ち続けることを強要しているということです。

 

物を売って、その利益で生活する人々にとって、変化する社会で変わらずに

生きていくのは難しいことです。

室内を飾る置物や花瓶などを置く場所は失われていきました。

高級食器は電子レンジに入れづらい。食洗機で洗いづらい。

核家族化が進み、人を家に呼ぶこともないので、セットの高級食器など必要はない。

変わり続ける世界に対応して、新しい製品を生むというポジティブな変化を

起こさなければならないのに、国から目の前にぶらさげられた「補助金」をもらうためには、それをすることも許されない。

同時にこのルールが、彼ら自身が変化をしないために言いわけする理由にもなってきました。

 

そんな伝統工芸の世界にも、志のある若者が入ってこないわけではありません。

しかし、そういう新人には、驚くほどに厳しい仕事環境が待ち構えています。

師匠や上司は「自分もそうだったから」と、無報酬と言っても過言ではないような

低賃金を提示します。

コンビニのアルバイトより安い賃金しかもらえないので、まともな生活ができません。

未来が見えない状況に悩み、若者が辞めるとなると、お金を払う甲斐性が

自分たちにないことは棚にあげて、「最近の若いやつは根性がない」と彼らのせいにします。

「テクノロジーは敵」で、新しい素材や技術を試すことは嫌。

やる気のある若者が新しい方法を提案しても基本的には後ろ向き、

インターネットで販売したらデザインを盗まれると、過剰に反応して販売方法の見直しもしない。

 

芸術大学で最新の世界の芸術の動向や、先端技術や知識を学び、伝統産業の世界に

飛び込んだ若者たちは、そんな状況に取り込まれて絶望します。

特に芸術大学や美術大学では、「自由に自分探しをして自分だけにしかできない

作品を作ること」を学生に要求します。

そんな教育を受けた若者たちが、補助金をもらい続けるために未来への可能性を

自分たちで潰している大人たちが溢れる業界に入り、まともな精神を保てるでしょうか。

意欲的に制作活動をできるでしょうか。

 

ひとつだけ恐ろしい数字をお見せしたいと思います。

一般社団法人伝統的工芸品産業振興協会によると、平成28年度に経済産業省が

認定している伝統的工芸品(212品目)の産業に従事する人の数は62,690人。

全品目を合わせた生産額は960億円とされています。

ここから、従事者一人当たりの生産額を計算すると約153万円となります。

これは生産額であり、利益ではありませんので、実際これらの産業に従事する方々の

平均収入はこれ以下ということになるはずです。

国民生活基礎調査によると、この年の日本の貧困ラインは122万円。

つまり、伝統工芸品の産業にかかわる方々はその仕事だけをしていたら貧困ラインに

近い収入しか得ることができないということになるのです。

そんな業界に就職したい若者ははたしてどれくらいいるのでしょうか。

 

 

 

結局長くなりましたが(前﨑さんすみません!)

皆様はどのように感じられるでしょうか。

 

これが全ての伝統的工芸品に当てはまるかというと疑問ですが、

「京仏壇・京仏具」も傾向としては理解できるところが多いです。

「補助金」での延命と言われます。確かに組合事業では大いに感じます。

 

私は伝統産業という言葉が好きではありません。

前﨑さんのおっしゃる通り、変化ができないガチガチの規則の上に成り立っているのが

伝統産業である「伝統的工芸品」なのです。

伝統産業と言っておけば通ると、盾に使っている行政の態度も良くないと思います。

伝産法を改正する!意識ある“お役人様”はいないのでしょうか。

「伝統工芸士」は12年同じ仕事を継続すれば取得できます。

合否に対して技術レベルを問われない資格に意味があるのでしょうか?

 

補助金は最近新たなチャレンジや新規事業に対するものも数多くありますので、

結局、当事者たちがやるかやらないかだけの話なのです。

同じことを繰り返す方が楽ですし、やってきた知識もある。

年齢を重ねれば重ねるほど社会の変化を理解しようとせず、

結局行動が面倒になって、できない言い訳ばかりを繰り返す。

若手からの提案には耳を貸さず、意見を潰していく。

こういうルーティンでしょうか。

 

高度成長期は競争と拡大、今は変化と挑戦だと思います。

時代が変わっているのに、言うことが昔と変わらない、

行動を起こさない(起こそうとしない)人たちは、間違いなく消え去っていきます。

 

若林も文化財修理に対する漆塗りにおいて職人さんを雇用しています。

後継者育成を努力義務として、文化庁から文化財修理の許可をもらっています。

しかしながら、育成期間の賃金は収益とはなりません。

職人さん(親方・師匠)が直接雇用されることについては、常に賃金問題がつきまといます。

進路の選択肢に溢れた現代社会においては、

若者の志と覚悟が強くなければ、絶対にこの職業は続きません。

実際にこれまで何名が離れていったことでしょう。

 

 

中・長期目線と短期目線をしっかりと見定めて動くのが企業(経営者)の務めです。

若林は補助金ありきの事業ではなく、新たな事業の中で有意義な補助金をいただけたら

ありがたいです。

決して補助金に縛られることなく、自分たちの信じる目指すべき道を進みながら

仕事によって職人技術を継承し、後継者を育てていこうと考えています。

 

“伝統”工芸はもはや死語に近い、ただ聞こえのいい言葉。

新たなる分野で「職人技術」「職人工芸」としてこれからも永続していきます!


copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.