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「松下 真々庵」の見学
「京都PHP経営を学ぶ会」のご縁で、
パナソニックの迎賓館「真々庵(しんしんあん)」を見学させていただきました。
京都の岡崎、南禅寺の西隣に位置し、東山を借景とする素晴らしい場所です。

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軒並みこの辺りの庭に関わられた7代目小川治兵衛氏 明治42年の作で、
後年、松下幸之助氏の思いとこだわりで大きく改造されています。


「どうしたら人間の苦しみをなくし、正しい、平和な社会が築けるだろうか」

幸之助氏は、
「この世に物心一如の繁栄をもたらすことによって、真の平和と幸福を実現しよう」
(Peace and Happiness through Prosperity = PHP)
と決意され、PHPの実現方法を研究し、その考えを世間に広める機関として
昭和21年11月3日、「PHP研究所」を設立されました。

この「真々庵」は昭和36年、幸之助氏が会長に就任したのをきっかけに、
PHPの研究活動を再開するために購入されます。

松下電器からこちらPHPへ配属になった社員さんは、自身の環境の変化に
かなり戸惑われたと聞きます。仕事のメインが庭のお手入れですからね(笑)

「真々庵」…
しんしんと静か、雪がしんしんと降る、真実・真理を追求するという意味があるそうです。

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(パンフレットより)

「真々庵」は非公開、年間100組程度の見学しか受け入れていらっしゃいません。
基本的にパナソニックの迎賓館ですから、お庭の手入れや、樹木のせん定、清掃等
メンテナンスをする時間も必要ですよね。

shinshin-an2013-3.jpg
(パンフレットより)

実際、今までのお庭でも見たことのないほど行き届いた手入れと設えがしてあり、
いったい年間いくら掛かっているのだろう?と考えてしまいました。


さらに建物の地下には、全国各方面の「人間国宝」さんの作品が展示してあり、
常に新しい作品を借りて展示されています。
幸之助氏が“ものづくり”を大事にされた思いがあらわれている空間でした。

私は特に漆や木工芸に目が行きますが、それぞれに新しい方法を取り入れ
どれも気の遠くなるような工程で仕上がっています。


さて、「真々庵」お庭の中に杉と白砂を配した独特な空間があり、
そこに「根源社(こんげんのやしろ)」
という伊勢神宮内宮の1/8サイズの白木の社があります。

ここは私が今回、一番感銘を受けた場所なのですが、
幸之助氏はこの前に円座を敷いて座り、思いにふけられたということ。

説明によると、
宇宙根源の力によって自然万物は作られ、その力は自然の理として
一木一草の中にも生き生きと満ちあふれている。
自然の理は生成発展であり、何にもとらわれない「素直な心」で
感謝し、理に従い、衆知を集めて努力する限り、物事はうまくいくようになっている
と考えられた、ということ。

おっしゃるとおり!感激でした。

その他、裏千家淡々斎お家元とご縁の深かったお茶室もこだわりいっぱい。


現在「真々庵」は写真撮影不可ということで、残念ですがパンフレットでご勘弁を!
H会長、T君他皆さん、お世話になりました。

コメント
この記事へのコメント
見学希望
真々庵を見学したい場合は どうすればよろしいのでしょうか?
教えていただけませんか

小生は 松下電工の定年退職者です
2014/04/05(土) 10:36:26 | URL | 中野 佳雄 #-[ 編集]
コメントありがとうございます。遅くなりまして申し訳ございません。
基本的にパナソニックの迎賓館で、この時はたまたま特別に見学させていただきましたので通常は受け付けておられません。PHP関係の会に所属されていると機会があるのかもしれませんが、私もこの一回だけなのです。
2014/04/07(月) 18:30:42 | URL | 若林 #-[ 編集]
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