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朝に礼拝 夕に感謝!
京都にある老舗仏壇・仏具店、若林佛具製作所から「あんなこと」「こんなこと」さまざまな情報を発信します。朝(あした)に礼拝(らいはい) 夕(ゆうべ)に感謝!
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京仏壇の洗い修復
本日、お仏壇ご修復のご依頼をいただいているお宅へ
お仏壇のお引き取りにうかがいました。

このお仏壇、昭和30年に製作された正真正銘「京仏壇」なのですが、
とても珍しいことに、漆塗りがすべて溜(ため)塗り仕上げになっています。

butsudan-tateishi.jpg


普通は黒色の漆がメインに使ってあるんですけれども、
ほぼ、全てが溜塗りの赤い小豆色をしています。

金箔の部分も少ないですが、
とても味のある素晴らしいお仏壇であると感じました。

また当時でも腕の良い漆塗り職人さんだったと推測できます。

お客様の普段の扱い方がいいので、全体的にはいい状態です。

京仏壇は、その中に入っている仏具(道具)も素晴らしく、

今回も金属製の三具足(尊前の燭台・香炉・花瓶)は
一品一品「蝋」で自在に細かい鋳型を作るという
「蝋型(ろうがた)鋳造」の製品でよくできていました。

最近は戦後の京仏壇を修復させていただく機会もありますが、
どこのお店の製品か、また木地や漆塗りはどの職人さんの系統か
など、当時のことを考えるのも楽しいものです。

いずれにしても、京仏壇は木地が良く解体しやすいように作ってありますから、
再び京都の職人さんの手を経て、完璧に新調の状態に戻ります。

50年前のものを天然の材料を使ってご修復・・・

究極のエコ&リサイクル?なのでは。

工房見学もいつでも受け付けております。
是非一度お越しください。


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