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朝に礼拝 夕に感謝!
京都にある老舗仏壇・仏具店、若林佛具製作所から「あんなこと」「こんなこと」さまざまな情報を発信します。朝(あした)に礼拝(らいはい) 夕(ゆうべ)に感謝!
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仏像のCTスキャン
人間ドックで、あるいは検査で、CTスキャンやMRIをされた方も
多くいらっしゃることと思います。

生物だけでなく、製品のCTスキャンをしているところがあるのをご存じでしょうか。

京都市では、「京都市産業技術研究所」という場所でこれをしていただけます。

大きさは限られますが、今回”仏像”のCTスキャンをしていただきました。
あらゆる角度からの画像をスライスして見ることができ、ちょっと感動します。

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お寺の古い仏像には「願文(がんもん)」といって、
くり抜いた体内に和紙や木片など、何か当時書かれた由緒が入っていることも多く、
これは解体しないと確認できません。

もちろん、
CTでも書いてある字まで読み込むことはなかなか難しいのですが、
今回、先の一体はあまりにもくっきりと中のものが確認できたので驚きでした。

もう一体は、鎌倉時代作と思われるの「一木(いちぼく)造り」のため、
中に空洞がなく何も入ってはいませんでしたが、木目がしっかりと確認できました。
どこで継いであるか、また接着してあるか …などもよくわかります。


このデータをお寺様に報告書としてお伝えすると
大変驚かれるとともに、喜んでいただけます。

仏像を見る(鑑定する)先生も内部の画像を見てびっくりされていましたし、
何より、研究所のご担当、M岡さんが一番興奮されていたようです。

これからますます技術が進んで、
あらゆる製品が”非破壊検査”され、新たな事実が出てくると楽しいでしょうね。


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