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朝に礼拝 夕に感謝!
京都にある老舗仏壇・仏具店から「あんなこと」「こんなこと」さまざまな情報を発信します。朝(あした)に礼拝(らいはい) 夕(ゆうべ)に感謝!
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京仏ソムリエの会 研修会
京都府仏具協同組合の資格として、「京仏ソムリエ」があります。

京仏ソムリエは、京仏壇・京仏具について特に深い専門知識と経験を有する
当組合員を登録認定しお客様のご相談、ご質問にお応えしています。

条件が揃うと、上級の「京仏マスターソムリエ」受験資格が得られます。

定期的に登録者に対する研修会が催され、点数を積み重ねていかないと
京仏ソムリエ資格が剥奪されてしまいます。

ということで、昨晩に研修会が開催されました。


ご講演は、数多くの名勝庭園、寺院庭園を扱う「植彌 加藤造園」の加藤社長。
お題は、「京都の寺院庭園について」です。

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京都の中では、国指定の「特別名勝庭園」、「名勝庭園」の約8割が寺院庭園です。
それぞれ建造物でいうところの「国宝」、「重要文化財」にあたるものです。

特別名勝庭園は、全国23件のうち京都に13件。
名勝庭園は、全国226件のうち、京都に51件。

いかに京都に集中しているかがわかります。
一番古いのは宇治の平等院庭園と嵯峨の大沢池で、大正11年3月の登録。

日本人の庭園感としては、
自然の風景には勝ることはないとして、自然への敬意があるとおっしゃいます。

「無作為の作為」
自然な雰囲気を生かして、手をかけたのがどうか分からないような手間をかける。
そして100年、200年後のことを考えながら作っているということです。

庭はメンテナンス(維持管理)だけでなく、フォスタリング(育成管理)であると。
我々の扱う仏具も、50年、100年先を考えて作るものではありますが、
植物は成長しますから刻々と庭の風景は変化していきます。
その成長を想像しながら、頭に描きながら、無作為を作為するのですね、


庭師は造園技術の伝統を受け継ぐだけではいけない。
新しい伝統を創造しなければならない。

これって、今まさに若林が突き進んでいる10年計画、
その先の100年後の姿と考え方がリンクするものですね。


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