総本山知恩院さん御影堂の納入作業が大詰めを迎えています。
中央、法然上人の宮殿・須弥壇は、文化財修理として若林工芸舎が担当させていただきました。
その他文化財としては内装漆箔修理工事を施工。
文化財指定外の荘厳具は厨子、机、天蓋、額など多岐に渡ります。
この荘厳具修復は、安藤さん、大西さんと3社で施工しています。
そして、今回最大の新調荘厳具が「幢幡(どうばん)」です。
内陣左右の天井から吊り下がっていて、総高さは20.5尺
6メートルを優に超える日本一(ということは世界一!)大きな「幢幡」です。

(中央は修復の人天蓋です)

「仏具大辞典」によると「幢幡」とは…
もともと、天蓋の六方ないし八方から垂らした幡(はた)のことをさしている。
(幡は仏殿内の柱や天蓋にかけたり堂外の庭に立て飾った、仏菩薩を荘厳したもの)
現在の幢幡の形制とあわせて考えると、この天蓋とそれに付属する大幡が一体のものとなり、
現在の形に発展したものと思える。
とあります。


日本には大きな寺院の本堂、仏殿が多く存在しますが、
この国宝である御影堂(みえいどう)は京都の御本山の中でも最大級です。
中央に開祖、法然上人の巨大な宮殿・須弥壇。
脇壇には家康、母 伝通院、息子 秀忠の厨子を始め、活躍された僧侶の厨子もあります。
江戸初期のさすがは徳川家!と感じる荘厳が施されている内陣といえます。
その歴史の中に今回、若林が製作した「幢幡」を新たに
納めさせていただいたわけですから、大変名誉なことだと思います。
吊り元金具は、重量保持のため、天井上の小屋組の梁に巻き付けてあります。
納品を主導してくれている工芸舎、製作部メンバーの皆さんありがとうございます。
引き続き納品終了まで気合いを入れていきましょう。ご安全に!
中央、法然上人の宮殿・須弥壇は、文化財修理として若林工芸舎が担当させていただきました。
その他文化財としては内装漆箔修理工事を施工。
文化財指定外の荘厳具は厨子、机、天蓋、額など多岐に渡ります。
この荘厳具修復は、安藤さん、大西さんと3社で施工しています。
そして、今回最大の新調荘厳具が「幢幡(どうばん)」です。
内陣左右の天井から吊り下がっていて、総高さは20.5尺
6メートルを優に超える日本一(ということは世界一!)大きな「幢幡」です。

(中央は修復の人天蓋です)

「仏具大辞典」によると「幢幡」とは…
もともと、天蓋の六方ないし八方から垂らした幡(はた)のことをさしている。
(幡は仏殿内の柱や天蓋にかけたり堂外の庭に立て飾った、仏菩薩を荘厳したもの)
現在の幢幡の形制とあわせて考えると、この天蓋とそれに付属する大幡が一体のものとなり、
現在の形に発展したものと思える。
とあります。


日本には大きな寺院の本堂、仏殿が多く存在しますが、
この国宝である御影堂(みえいどう)は京都の御本山の中でも最大級です。
中央に開祖、法然上人の巨大な宮殿・須弥壇。
脇壇には家康、母 伝通院、息子 秀忠の厨子を始め、活躍された僧侶の厨子もあります。
江戸初期のさすがは徳川家!と感じる荘厳が施されている内陣といえます。
その歴史の中に今回、若林が製作した「幢幡」を新たに
納めさせていただいたわけですから、大変名誉なことだと思います。
吊り元金具は、重量保持のため、天井上の小屋組の梁に巻き付けてあります。
納品を主導してくれている工芸舎、製作部メンバーの皆さんありがとうございます。
引き続き納品終了まで気合いを入れていきましょう。ご安全に!
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