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朝に礼拝 夕に感謝!
京都にある老舗仏壇・仏具店から「あんなこと」「こんなこと」さまざまな情報を発信します。朝(あした)に礼拝(らいはい) 夕(ゆうべ)に感謝!
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知恩院さんの納品進行中!
巨大な幢幡(どうばん)が姿を現しました。


総高6m40cm(約21尺)といいますから、やはり世界最大級の幢幡です。

納まると普通の大きさに見えるので、いかにこの御影堂が大きいかがよくわかります。
下の人との大きさを比べるとよくわかりますね。

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さて、この巨大な幢幡は新調ですが、
今回は御影堂内の様々な荘厳具(仏具)を修復させていただきました。

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御堂の中央に吊られている「天蓋」は、傘の部分が木製、銅板で覆われています。
金色は、水銀鍍金と漆金箔両方の技法が取り入れられています。
そして江戸時代から何回も修理された形跡がありました。

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いくつかの仏具は途中で勝手に仕様が変わっていたりしていたようで、
今回の修復は、方針としてできる限り創建当時に戻すこととされました。

いろんな意味で初めてのことばかりであり、弊社にとっては勉強になりました。
大変有り難いことだと思います。

文化財修理と平素の仏具修理とは考え方や技法が違うことが多く、
文化財の漆塗などは、もともとの指示書通りやると不具合が出る場合もあります。

所有者のためには、そこをチェックして行政へ報告もせねばなりません。
かといって、予算が増えるわけでもないのですが…


これから国内の様々な修理のお話をいただくことになっていくと思いますが、
知恩院さんでの経験を忘れず、今後文化財修理事業にも邁進していきます。

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